2018年4月号080頁──太陽の塔内部再生プロジェクト──昭和設計

2018年4月号080頁──太陽の塔内部再生プロジェクト──昭和設計

大阪府吹田市──1970年の大阪万博のテーマ館として,岡本太郎,集団制作建築事務所によりデザイン,設計された「太陽の塔」(本誌7005)の内部を再公開するための展示施設化.万博閉幕以後,工作物として人の出入りを禁止して保存されてきたが,公開にあたり現行の建築基準法に適合させることが求められた.見学ルート,展示物の再現を実施しつつ,耐震性能,火災時の安全性能の向上がなされている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号192頁──武蔵小杉のオフィスビル増築──古澤大輔/リライト_D

2018年4月号192頁──武蔵小杉のオフィスビル増築──古澤大輔/リライト_D

神奈川県川崎市中原区──築22年の本社ビル(右)の隣地を購入し,新たに増築するプロジェクト.別棟新築と,既存棟への増築の比較検討を行い,日影規制や複雑な建物形状になることをを受け,増築が選択された.ふたつの敷地を合筆し増築とすることで,既存の容積未消化分も吸収しつつ,シンプルな建物形状としている.前面道路側の外観は既存建物と揃えた.現しのラーメンフレームの建物外周部をキャンチレバーとし,柱の本数を6本まで絞ることでフレキシビリティを高めた.長手方向の梁は逆梁とすることによって,柱と梁のフレームで空間および空調エリアを分割している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号186頁──御堂ビルイノベーションスペース整備計画──竹中工務店

2018年4月号186頁──御堂ビルイノベーションスペース整備計画──竹中工務店

大阪府大阪市──竹中工務店本社・大阪本店(1965年竣工)の改修.高度BIM化など設計・施工のシステムや,社会ニーズの変化に対応したワークスペースを構築.6層の執務フロアに吹き抜けと階段を設け,業務領域の異なる社員の階間移動を誘引.個人用机以外の「共創的スペース」を多く設け,社員間交流を起こす. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号178頁──ものづくり創造拠点 SENTAN──豊田市都市整備部公共建築課+丹羽英二建築事務所

2018年4月号178頁──ものづくり創造拠点 SENTAN──豊田市都市整備部公共建築課+丹羽英二建築事務所

愛知県豊田市──豊田市により設置された,地域のものづくり企業・団体の支援や人材の育成などを目的とする施設.新事業の展開,イノベーション創出,ものづくり人材育成を目標に,試作開発や課題解決,異業種・異世代間交流の機会の提供などの支援策を展開.約47年前に消防署として建てられた建物に,各階ごとに異なる機能を持たせ,内部の造作による新たなファサードの創出が志向されている 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号170頁──半蔵門ミュージアム──栗生総合計画事務所

2018年4月号170頁──半蔵門ミュージアム──栗生総合計画事務所

東京都千代田区──東京メトロ半蔵門駅直結のオフィスビルをミュージアムに改修するプロジェクト.構造柱としての方立てを残しつつ,1〜3階の既存アルミカーテンウォールを撤去し,特殊樹脂封入ペアガラスによる壁面とした.光を拡散し,行灯のような表情をつくり出す.ガラスの高さを400mmと分節することにより,階高を曖昧にしている.展示室の内壁は大理石(トラバーチン)仕上げ. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号162頁──秋田オーパ──青木茂建築工房

2018年4月号162頁──秋田オーパ──青木茂建築工房

秋田県秋田市──1974年に建設され,老朽化や耐震性の問題と空床率の増加という問題を抱えていた商業施設をリファイニングすることで,新たな商業施設として再生させるプロジェクト.既存の外壁を解体し軽量化を図った上で,外観の特徴となる連層耐震壁を設置し,施設のイメージを一新している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号154頁──海野宿滞在型交流施設 うんのわ──児野登/アーキディアック 土本俊和/信州大学

2018年4月号154頁──海野宿滞在型交流施設 うんのわ──児野登/アーキディアック 土本俊和/信州大学

長野県東御市──北国街道の宿駅として1625年に開設された海野宿に建つ古民家の宿泊・飲食施設へのリノベーション計画.長細い敷地に中庭を囲むように建つ築約100年の主屋,土蔵,蚕室,物置の4棟をそれぞれ,宿泊棟,宿泊施設のフロントとして機能する玄関棟,飲食棟,休憩棟へと改修している.長年放置されていた敷地を東御市が買い取り,運営まで行っている.海野宿で同様に放置されている民家改修のプロトタイプとなることが期待される. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号146頁──大津百町スタジオ──竹原義二/無有建築工房

2018年4月号146頁──大津百町スタジオ──竹原義二/無有建築工房

滋賀県大津市──東海道五十三次最大の宿場町として栄え,今も町家や国登録有形文化財が多く残る大津における,築約90年の町家改修.減築をしながら骨組みを残し,通し貫や柱の新設,根継ぎといった手法によって耐震補強をすることで,地元工務店の支店兼ショールームとして再生した.通し貫による耐震壁は,商店街からの視線の抜けも確保している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号138頁──千鳥文化──ドットアーキテクツ

2018年4月号138頁──千鳥文化──ドットアーキテクツ

大阪府大阪市住之江区──北加賀屋エリアに残る築60年の「旧千鳥文化住宅」を補修し,クリエイターや地域の人びとの交流スペースとして改修.造船業によって栄えたエリアで,旧千鳥文化住宅はその従事者のための住宅として,地元の船大工によって建てられ,増築が繰り返されたであろう形跡が残る.当時の設計図はないため,既存躯体を実測し,部材ごとに合わせた補強がされた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号130頁──宇和米博物館 LOCAアクティベーションプロジェクト──齊藤正轂工房

2018年4月号130頁──宇和米博物館 LOCAアクティベーションプロジェクト──齊藤正轂工房

愛媛県西予市──宇和町小学校として1928年に建設され,その後1990年にもとの敷地の北東に位置する高台に移築され,米づくりの歴史を紹介する博物館として利用されていた木造校舎の利活用プロジェクト,今回のプロジェクトでは博物館の機能を維持しながら一部展示室をインキュベーション施設,レンタルオフィス,子どもの遊び場に置き換え,設計者が自ら運営を行っている.西予市への移住・定住の促進や地域の活性化が目指される. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号120頁──高知県立坂本龍馬記念館 新館・既存館──能勢修治/石本建築事務所 高橋晶子+高橋寛/ワークステーション 佐藤八尋/若竹まちづくり研究所

2018年4月号120頁──高知県立坂本龍馬記念館 新館・既存館──能勢修治/石本建築事務所 高橋晶子+高橋寛/ワークステーション 佐藤八尋/若竹まちづくり研究所

高知県高知市──1991年に建設された坂本龍馬記念館(本誌9201)の増築.2014年に高知県が館のリニューアル構想を策定し,文化財級の資料を収蔵・展示する機能を備えた新館の増築および既存館の改修が決定.設計プロポーザルが行われ,石本建築事務所と,既存館の設計者であるワークステーション,若竹まちづくり研究所の3者JVが設計者に選ばれた.開放的で明るい色彩の既存館に対し,新館は閉鎖的で落ち着いた色調とし,対極的な意匠表現とした. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号098頁──神奈川県庁新庁舎免震改修+増築 神奈川県庁本庁舎・第二分庁舎改修──新庁舎免震改修工事等設計業務委託設計共同体(坂倉建築研究所+構造計画研究所)

2018年4月号098頁──神奈川県庁新庁舎免震改修+増築 神奈川県庁本庁舎・第二分庁舎改修──新庁舎免震改修工事等設計業務委託設計共同体(坂倉建築研究所+構造計画研究所)

神奈川県横浜市──1966年に竣工した神奈川県新庁舎(設計:坂倉準三建築研究所,本誌6608)の改修および増築計画.大規模地震・津波発生時における神奈川県庁の機能を確保するために,新庁舎の免震化を含む改修と,駐車場として使われていた南東側広場へのエネルギーセンター棟の増築が行われた.新庁舎は本庁舎(手前)および第二分庁舎(奥)と跨道橋で接続されている.エネルギーセンター棟2階の足元はピロティとし,市民に開放された場所としている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号092頁──東京タワー平成の大改修──日建設計

2018年4月号092頁──東京タワー平成の大改修──日建設計

東京都港区芝公園──1958年の竣工から今年で60年を迎える東京タワーの改修.地上波デジタル放送用施設の受入を契機に,2001~14年の間に2回にわたる耐震改修を行っている.今回の改修では,新たにメインデッキ(大展望台)外装サッシの取り替え(2019年完了予定),およびトップデッキ(特別展望台)行きのエレベータの更新を行ったほか,各展望台に前室を設けるなど,現行法規に適用し安全性を高めるための改修を行っている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号072頁──北菓楼札幌本館──安藤忠雄建築研究所 竹中工務店

2018年4月号072頁──北菓楼札幌本館──安藤忠雄建築研究所 竹中工務店

札幌市中央区──1926年に北海道廳立図書館として建てられ,その後道立美術館,道立文書館別館として使われていたレンガ造建築の菓子店への改修計画.表通りに面するレンガ壁のみを保存し,それ以外の部分は新築としている.レンガ壁は中央の3スパン分は内部に鉄筋を新たに配筋,両端のレンガ壁は鉄筋コンクリート壁を裏打ちし,全体に鉄筋コンクリート梁を新たに架けることで構造補強している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号062頁──近三ビルヂング(旧 森五商店東京支店)──竹中工務店(原設計:村野藤吾)

2018年4月号062頁──近三ビルヂング(旧 森五商店東京支店)──竹中工務店(原設計:村野藤吾)

東京都中央区──1931年に村野藤吾によって設計されたオフィスビル.竣工当初は森五商店の東京支店として使われ,現在はテナントビルとして活用されている.所有者である近三商事,当時の施工を担当した竹中工務店や設備を担当する三機工業などにより当時の姿を残したまま現役のテナントビルとしての性能も担保できるよう幾度も改修されてきており,2014〜15年には第2期の耐震改修が行われた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号048頁──港区立郷土歴史館等複合施設(ゆかしの杜)──日本設計(基本設計・実施設計監修・監理) 大成建設 香山壽夫建築研究所 ジェイアール東日本建築設計事務所(実施設計)

2018年4月号048頁──港区立郷土歴史館等複合施設(ゆかしの杜)──日本設計(基本設計・実施設計監修・監理) 大成建設 香山壽夫建築研究所 ジェイアール東日本建築設計事務所(実施設計)

東京都港区──1938年に竣工した内田祥三氏設計の旧公衆衛生院,2002年に和光市に移転後,閉鎖されていた建物を2009年港区が国から土地と建物を取得し,活用.郷土歴史館,がん在宅緩和ケア支援センター,子育て関連施設,区民協働スペースなどが入る複合施設として改修するプロジェクト.バリアフリーや歴史館としての使いやすさなど現代の機能要求に応えた改修がなされた.また,基本理念の設定,識者による委員会での検討など,建物の姿や意匠をなるべく残しつつ機能要求に応えるためさまざまなプロセスが取られた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら