2018年6月号088頁──幼保連携型認定こども園 大阪国際大和田幼稚園──安井建築設計事務所

大阪府守口市──大阪国際大学・守口キャンパス内に併設する築50年の私立幼稚園の園舎を,老朽化,耐震性能,保育室の不足,大学との連携の強化を課題に建て替え,認定こども園とした.大阪国際大学・短期大学部には幼児保育学科があり,学生の教育実習など,こども園と連携した教育カリキュラムを運営している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号080頁──太陽の塔内部再生プロジェクト──昭和設計

2018年4月号080頁──太陽の塔内部再生プロジェクト──昭和設計

大阪府吹田市──1970年の大阪万博のテーマ館として,岡本太郎,集団制作建築事務所によりデザイン,設計された「太陽の塔」(本誌7005)の内部を再公開するための展示施設化.万博閉幕以後,工作物として人の出入りを禁止して保存されてきたが,公開にあたり現行の建築基準法に適合させることが求められた.見学ルート,展示物の再現を実施しつつ,耐震性能,火災時の安全性能の向上がなされている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号186頁──御堂ビルイノベーションスペース整備計画──竹中工務店

2018年4月号186頁──御堂ビルイノベーションスペース整備計画──竹中工務店

大阪府大阪市──竹中工務店本社・大阪本店(1965年竣工)の改修.高度BIM化など設計・施工のシステムや,社会ニーズの変化に対応したワークスペースを構築.6層の執務フロアに吹き抜けと階段を設け,業務領域の異なる社員の階間移動を誘引.個人用机以外の「共創的スペース」を多く設け,社員間交流を起こす. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号146頁──大津百町スタジオ──竹原義二/無有建築工房

2018年4月号146頁──大津百町スタジオ──竹原義二/無有建築工房

滋賀県大津市──東海道五十三次最大の宿場町として栄え,今も町家や国登録有形文化財が多く残る大津における,築約90年の町家改修.減築をしながら骨組みを残し,通し貫や柱の新設,根継ぎといった手法によって耐震補強をすることで,地元工務店の支店兼ショールームとして再生した.通し貫による耐震壁は,商店街からの視線の抜けも確保している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号138頁──千鳥文化──ドットアーキテクツ

2018年4月号138頁──千鳥文化──ドットアーキテクツ

大阪府大阪市住之江区──北加賀屋エリアに残る築60年の「旧千鳥文化住宅」を補修し,クリエイターや地域の人びとの交流スペースとして改修.造船業によって栄えたエリアで,旧千鳥文化住宅はその従事者のための住宅として,地元の船大工によって建てられ,増築が繰り返されたであろう形跡が残る.当時の設計図はないため,既存躯体を実測し,部材ごとに合わせた補強がされた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年3月号168頁──クサツココリバ〈草津川跡地公園商業施設〉──森下修/森下建築総研(デザイン設計監理) 地域計画建築研究所(全体調整)

2018年3月号168頁──クサツココリバ〈草津川跡地公園商業施設〉──森下修/森下建築総研(デザイン設計監理) 地域計画建築研究所(全体調整)

滋賀県草津市──琵琶湖にそそいでいた草津川が2002年に廃川となり,その跡地である草津川跡地公園内に,都市公園法に基づいてつくられた商業施設.かつて中山道と東海道が交わる宿場町として栄えた草津市を再生する事業の一環として,「草津まちづくり」が設立され利活用が行われている.琵琶湖周辺地域の伝統的な葦葺屋根をイメージし,人びとにとって懐かしい原風景のような光景をつくり出した. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年3月号134頁──京都女子大学図書館 ──設計 佐藤総合計画 デザインアーキテクト 安田アトリエ

2018年3月号134頁──京都女子大学図書館 ──設計 佐藤総合計画 デザインアーキテクト 安田アトリエ

京都府京都市東山区──京都女子大学のキャンパス内に図書館を新築する計画.約30万冊蔵書の開架書庫が入る「知恵の蔵」とラーニング・コモンズやカフェが併設された「交流の床」というふたつの異なる空間性を持つ建築を地形に沿って配置することで,キャンパス内の新たな動線となる「京女坂」をつくり出している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年3月号126頁──教養教育共同化施設「稲盛記念会館」──安東直+木下卓哉+沼田典久/久米設計

2018年3月号126頁──教養教育共同化施設「稲盛記念会館」──安東直+木下卓哉+沼田典久/久米設計

京都府京都市左京区──京都工芸繊維大学,京都府立大学,京都府立医科大学の3大学が共同で教養教育授業を行うための校舎.新しい取り組みのため,フレキシビリティの高い建物が求められた.柱を外部化し,床にはPCaPC床梁(以下ST版)を採用することで,柱,大梁・小梁,天井のない14mを超える大空間とした.200×800mmのPCaPCの柱が,東西の立面に陰影を生み出す. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年3月号110頁──京都府立京都学・歴彩館──飯田善彦建築工房

2018年3月号110頁──京都府立京都学・歴彩館──飯田善彦建築工房

京都府京都市左京区──京都府立総合資料館,京都府立大学文学部およびその図書館と,新たに設立される京都学センターの4つの機能からなる複合施設.2011年に設計競技によって設計者が選ばれた.南北に細長い敷地に対し,プログラムと吹き抜けをストライプ状に配した上で,場所ごとに傾斜や大きさの異なる屋根を架け,全体として大きなひとつの屋根をつくり出している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号198頁──JURAKU RO──GENETO

2018年2月号198頁──JURAKU RO──GENETO

京都府京都市上京区──間口7m,奥行36mの敷地に建つ,カフェ,簡易宿泊所2室,賃貸住宅14戸からなる複合建築.2〜5階部分の賃貸住宅は,天井や壁の仕上げを施す前の状態で貸し出し,住民の家具製作を建築家が施工までサポートする.1階のカフェで家具製作のワークショップを開催するなど,DIYを通して住民同士のみならず地域との交流を促す空間とすることが意図された. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号166頁──J.GRAN THE HONOR下鴨糺の杜──竹中工務店

2018年2月号166頁──J.GRAN THE HONOR下鴨糺の杜──竹中工務店

京都府京都市左京区──世界遺産である下鴨神社「糺の森」の第3期整備計画として,バッファーゾーンに建てられた集合住宅.計画地の中央を参道が南北に縦断する.北側接道より建物外壁を約10mセットバックさせ,歩行者のバッファーとなる緑地空間を確保した. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号124頁──上京のサービス付き高齢者住宅──河井敏明/河井事務所

2018年2月号124頁──上京のサービス付き高齢者住宅──河井敏明/河井事務所

京都府京都市上京区──京都西陣の街を南北に走る千本通沿いのサービス付き高齢者住宅.元来オフィスビル兼住居だった建物をリノベーションし,バリアフリー化するなどにより現在の用途とした.元のオフィス階(2~3階)と住居階(4~5階)は異なる窓の形状を持つが,外装の木ルーバーと外部ブラインドにより統一感を持たせる.フロア全体の連続感をつくり出すため,欄間にガラスをはめるなどの工夫をしている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号114頁──高森のいえ──蓑原敬 環境設計研究所(企画立案監修・集落景観デザイン・全体配置計画) 園田眞理子 三浦研 室﨑千重(企画立案協力・設計協力) アルセッド建築研究所 エキープ・エスパス(高齢者向け住宅棟・外構) 安部良アトリエ(一般向け住宅棟・ふれあい交流センター棟・センター広場・雁木棟)

2018年2月号114頁──高森のいえ──蓑原敬 環境設計研究所(企画立案監修・集落景観デザイン・全体配置計画) 園田眞理子 三浦研 室﨑千重(企画立案協力・設計協力) アルセッド建築研究所 エキープ・エスパス(高齢者向け住宅棟・外構) 安部良アトリエ(一般向け住宅棟・ふれあい交流センター棟・センター広場・雁木棟)

奈良県吉野郡──紀伊半島大水害を契機に,人口減少と過疎高齢化という問題を解決するために計画された,住宅と高齢者福祉施設の中間的形態を目指した村営施設.高齢者向け住宅(8戸),一般向け住宅(1戸),ふれあい交流センターを,広場を取り囲む雁木により接続.「十津川村復興住宅」(本誌1408)に近接して建築された. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号078頁──新建築社 北大路ハウス──京都大学平田晃久研究室+平田晃久建築設計事務所

2018年2月号078頁──新建築社 北大路ハウス──京都大学平田晃久研究室+平田晃久建築設計事務所

京都府京都市北区──既存の木造住宅を改修した新建築社がオーナーである建築学生のための6戸のシェアハウス.京都大学平田晃久研究室が中心となり,他大学の学生を巻き込み実際に自分たちが住まうこと,使っていくことを想定しながら設計が進められた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年1月号178頁──中之島フェスティバルタワー・ウエスト──日建設計

2018年1月号178頁──中之島フェスティバルタワー・ウエスト──日建設計

大阪府大阪市北区──大阪の中之島に「中之島フェスティバル・タワー」(本誌1301)に引き続き竣工した,多目的ホール(284席),美術館(2018年開館予定),オフィス,ホテルが入る複合高層ビル.地下3階部分でふたつの駅に直結し,地上部分の賑わいをふたつのタワーでつくり出す試みが行われている.そのため,それぞれのタワーの地上部は16mの高さに揃えたピロティが設けられた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年1月号116頁──京都外国語大学新4号館──小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt

2018年1月号116頁──京都外国語大学新4号館──小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt

京都府京都市右京区── キャンパスの中心に建つ校舎の老朽化に伴う建て替え計画.間口11.5m,奥行70m,高さ30mの細長いボリュームに対して3つに集約したコアと外周部のピン柱でスラブを支える構造とすることで壁をなくし,自由な平面計画を可能にしている.外周部は横連窓のカーテンウォールとし,四周を取り囲む校舎に対して内部のアクティビティを可視化することが意図された. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年12月号145頁──大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター──日本設計・竹中工務店共同企業体

2017年12月号145頁──大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター──日本設計・竹中工務店共同企業体

大阪府大阪市中央区──大阪城の南西部に位置する,「病院」「研究所」「がん対策センター」という3機能が集約されたがん治療の拠点.これまで大阪城公園の東側に建っていた大阪府立成人病センターの老朽化・狭隘化,耐震性の問題にともなう,行政機能の集積地であり,隣地で重粒子線がん治療施設の建設が進む大手前への移転計画. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年10月号140頁──リガレッセ──有馬裕之+Urban Fourth

2017年10月号140頁──リガレッセ──有馬裕之+Urban Fourth

兵庫県豊岡市日高町──約150年前の江戸時代後期に建てられた民家を再生し,「看護小規模多機能型居宅介護」を行う場がつくられた.地域の老人が,それぞれの生活状況に応じて選択できる「通い」「ショートステイ」「訪問看護」の機能を組み合わせ,可能な限り自立した生活を目指す. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年10月号106頁──レッドウッド南港DC1 KLÜBBエリア──玉上貴人/タカトタマガミデザイン

2017年10月号106頁──レッドウッド南港DC1 KLÜBBエリア──玉上貴人/タカトタマガミデザイン

大阪府大阪市住之江区──大阪南港につくられた巨大物流空間の中の保育所や休憩スペース.1階のエントランス回りを含めた共用部全体と、4階の休憩スペースが人に優しい快適な労働環境(託児所,売店,ラウンジの整備)としてKLÜBBエリアと名付けられ,設計されている.無機質な倉庫で働く人たちが快適な環境を得られるよう,デッドスペースとなっていたランプや周辺も含めて外部環境を改善し,さまざまな居場所がつくられた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年10月号060頁──近畿大学 ACADEMIC THEATER(1〜5号館) /国際学部棟(18号館)──NTTファシリティーズ

2017年10月号060頁──近畿大学 ACADEMIC THEATER(1〜5号館) /国際学部棟(18号館)──NTTファシリティーズ

大阪府東大阪市──近畿大学のキャンパス整備プロジェクトに伴い,文理の垣根を超えた新たな学術拠点として新設されたACADEMIC THEATERは5棟の建物で構成される.大学本部のワークスペースと国際化推進の一端を担う1号館,学生ホールと産官学の社会連携窓口となる2号館,自習室と教室の3号館,学生・教職員のためのカフェ・ラウンジの4号館,図書閲覧とプロジェクト室が連鎖する5号館が屋内空間で一体的に連続する.国際学部棟も同時期に増築された. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年9月号64頁──猪名川霊園礼拝堂・休憩棟──デイヴィッド チッパーフィールド アーキテクツ(基本設計・デザイン監修) キー・オペレーション(アソシエイトアーキテクト) 大林組(実施設計)

2017年9月号64頁──猪名川霊園礼拝堂・休憩棟──デイヴィッド チッパーフィールド アーキテクツ(基本設計・デザイン監修) キー・オペレーション(アソシエイトアーキテクト) 大林組(実施設計)

兵庫県川辺郡──兵庫県の北摂山系に位置する猪名川霊園につくられた,来園者のための礼拝堂,休憩棟,職員用事務室などを持つ施設.斜面の傾斜に沿った1枚の片流れの屋根の下に各機能が配置されている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年8月号094頁──天川村南日裏定住促進住宅──成瀬・猪熊建築設計事務所

2017年8月号094頁──天川村南日裏定住促進住宅──成瀬・猪熊建築設計事務所

奈良県吉野郡天川村──天川村は奈良県南部の山深い地域.過疎化が進んでいるため子育て世代の移住・定住を促進することを目的に,3住戸が村によって整備された.もとは平坦に造成されていた土地を,地形に合わせて斜面地へと戻している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年8月号120頁──ザ・パークハウス 京都鴨川御所東──三菱地所設計(津田育宏+石井邦彦)

2017年8月号120頁──ザ・パークハウス 京都鴨川御所東──三菱地所設計(津田育宏+石井邦彦)

京都府京都市上京区──鴨川に面して建つ85戸の分譲マンション.景観を守るための高さ規制や周辺の街並みに配慮し,ボリュームが抑えられた佇まいとなっている.建物は鴨川沿いと町屋側の分棟形式で建ち,それぞれの棟が向き合う環境に合った構造形式や軒のディテールが用いられている.エントランスを入ってから住戸までの通路は,植栽や石,木のルーバーといったさまざまな素材を使った長いアプローチ空間として設えられ,京都の風情が表現されている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2017年7月号116頁──認定こども園 日吉幼稚園──竹原義二/無有建築工房

大阪府高槻市──増改築を重ねてきた幼稚園の全体の建物の配置整理と新たな体育館の設置を意図した改修計画.園庭は子どもがどろんこになって遊べる場所がたくさんあり,園舎にぐるっと張り巡らされたデッキのどこからでも外に出ることができる.園と街との関係を遮断していた道路の石積み擁壁は植栽と煉瓦積みの擁壁として景観が整えられた.道路を通る人びとが四季折々に変化する緑道を楽しむことができる. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年6月号174頁──フォーシーズンズホテル京都──久米設計

2017年6月号174頁──フォーシーズンズホテル京都──久米設計

京都府京都市東山区──2016年10月、京都東山にオープンした外資系のホテル。敷地は800年以上の歴史を持つ日本庭園(積翠園)があり、清水寺や三十三間堂なども近接する東山の風致地区。庭園を活かし、各部屋から庭園が臨める客室が全180室。そのうち57室はホテルレジデンスとなっている。 建築専門誌『新建築』さん(@shinkenchikusha)がシェアした投稿 – 2017 7月 5 1:12午前 PDT 建築専門誌『新建築』さん(@shinkenchikusha)がシェアした投稿 – 2017 7月 5 5:28午前 PDT 建築専門誌『新建築』さん(@shinkenchikusha)がシェアした投稿 – 2017 7月 5 5:12午後 PDT 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年6月号166頁──草庵建築 茶室「積翠亭」──山本良介アトリエ

2017年6月号166頁──草庵建築 茶室「積翠亭」──山本良介アトリエ

京都府京都市東山区──フォーシーズンズホテル京都の敷地内に建つ数寄屋造りの茶室とサロン.夜はバーとして利用される.800年の歴史を持つ回遊式庭園の池に面してサロンのテラスがせり出す.サロンの小屋組みは,母屋から曲がり材を用いた合わせ梁を掛け,その間に繋ぎ梁を挟んでいる.現場で材の性質を判断して仕口の位置や刻み方,ボルトの位置などが決められた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年6月号140頁──豊中市立文化芸術センター──日建設計

2017年6月号140頁──豊中市立文化芸術センター──日建設計

大阪府豊中市──老朽化により建て替えが行われたホールや展示室、多目的な会議室といった豊中市民の文化・芸術活動の新たな拠点となる施設。構造は鉄筋コンクリート組積造(RM造)。ブロックの壁面にさまざまな展示が行える仕組みを入れ込こんでいるため、市民が思い思いに空間を使いこなせる場となっている。 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年6月号128頁──THE BLEND STUDIO──設計施工 ドットアーキテクツ

2017年6月号128頁──THE BLEND STUDIO──設計施工 ドットアーキテクツ

大阪府大阪市此花区──中庭を介してTHE BLEND INNの隣に建つ.中庭の上には,ふたつの建物を繋ぐメッシュタープが掛かる.ディレクションで関わる詩人が運営し,1階は詩人のスタジオ, 鉄骨外階段を上がった2階はキッズスペースを設置. 建築はセルフビルドで施工している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年6月号120頁──THE BLEND INN──タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所

2017年6月号120頁──THE BLEND INN──タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所

大阪府大阪市此花区──1階にダイニングテーブルやシェアキッチン,2,3階に客室,屋上にテラスを持つホテル(簡易宿泊所).この地区の建物と合うように,真新しすぎない外壁の表情をつくり出すため,半割した使用済みの型枠合板の裏面を再利用してコンクリートを打設している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年6月号074頁──南方熊楠記念館新館──小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt

2017年6月号074頁──南方熊楠記念館新館──小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt

和歌山県西牟婁郡──南方熊楠記念館本館の増築棟.敷地は吉野熊野国立公園の番所山公園に位置する.太平洋と紀伊水道を眼下に望み,岬の山頂に建つ.2階の無柱空間と1階のピロティを実現するため,構造はラーメンにアーチを挿入(半アーチ+ピン柱)して水平剛性を高めている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年5月号110頁──吉野杉の家──長谷川豪建築設計事務所

2017年5月号110頁──吉野杉の家──長谷川豪建築設計事務所

奈良県吉野郡──林業で栄えた歴史を持つ奈良県吉野町と,個人がホストとなって宿泊施設として提供するマーケットプレイスを運営するAirbnbとの協働で建てられたコミュニティスペース兼ゲストハウス.2016年夏に東京・お台場で開催された「HOUSE VISION 2」にて展示の後,吉野町に移築された.地場産業である製材所の経営者からなる「Re:吉野と暮らす会」が吉野町からの委託を受けて運営管理を行う. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年5月号100頁──木津川遊歩空間整備事業 「トコトコダンダン」──岩瀬諒子設計事務所

2017年5月号100頁──木津川遊歩空間整備事業 「トコトコダンダン」──岩瀬諒子設計事務所

大阪府大阪市西区──大阪市内を流れる木津川沿い左岸240mにわたり計画された遊歩道と広場.もともとは大阪城築城時に材木の物流拠点として使用された材木浜だったが,1955年以降,数回にわたり防潮堤が築かれ,水辺が遠い状況にあった.2010年までに耐震補強された護岸を土台とし,その上部に広場と片持ち梁の雛壇状の遊歩道を設置. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年4月号142頁──南山城学園──長坂大/Méga 内藤建築事務所 杉景

2017年4月号142頁──南山城学園──長坂大/Méga 内藤建築事務所 杉景

京都府城陽市──敷地を俯瞰する.1965年(昭和40年)からこの場所で精神薄弱者を支援する施設を運営している南山城学園(現在入園者は本園約200名,全体約1,000名,職員約600名).1990年から老朽化した建物を建て替え,敷地のランドスケープづくりを設計者が随時行ってきた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2008年4月号128頁──サンスターskyホール──歌一洋建築研究所

大阪府高槻市──社員の職場,意識改革を目指して始まったプロジェクト.社員の精神修養とコミュニケーションを促進するための邦星堂を中心として植栽がなされ,あずま屋,skyホールが建つ.テラス土間は2,500mm,長さ64,800mm.国産ヒノキを化粧材とするスチールのマリオンが1,200mmのピッチで連続する.

2008年7月号096頁──朝日放送──隈研吾建築都市設計事務所 NTTファシリティーズ

大阪府大阪市福島区──大阪大学医学部付属病院跡地に移転した朝日放送の新社屋.堂島川に面してふたつの屋外空間がある.なにわ筋から大階段を通って直接行くことができる.3階レベルにあるリバーデッキは一般に公開されている.10階のスカイテラスは社員専用.各スタジオは分散配置されている.

2008年7月号107頁──ほたるまち──竹中工務店 竹中工務店・三菱地所設計設計監理共同企業体 石橋清志建築設計事務所

大阪府大阪市福島区──大阪大学医学部付属病院跡地を再開発してつくられた「ほたるまち」.ふたつの街区で構成されA街区は「朝日放送」,B街区は高層集合住宅,共同住宅,事務所,ホールなどの複合施設,商業施設の3棟で構成される.B街区の建て主はそれぞれ異なるが,外構の素材などで街区としての一体感をつくり出している.

2008年9月号162頁──とどろみの森学園 箕面市立止々呂美小学校・中学校──小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt アルパック地域計画建築研究所

大阪府箕面市──大阪府箕面市北部のニュータウン「箕面森町」にできた小中一貫校.ニュータウンと既存の止々呂美地区両方から生徒が通う.校舎棟は68m角の正方形で,中央にはプレイルームなどのある中庭があり,その回りにクラスルームや特別教室を配置.校舎棟は4mグリッドの鉄筋コンクリートの梁が空間を仕切る.

2008年12月号150頁──錦綾幼稚園──小笠原絵理/間工作舎

京都府京都市──外部である「空の広場」(園庭)を8つの「子どものおうち」(教室)が囲んでいる.さまざまな形の屋根が全体を繋ぐ.壁は鉄筋コンクリート造,屋根は鉄骨のポスト柱(一部鉄筋コンクリートの壁)で受けている.

2008年12月号156頁──下鴨泉川亭──山本良介アトリエ

京都府左京区──下鴨神社に隣接する「旧泉川邸」(神社神官禰宜邸跡)を改修・増築し,3室の客室を持つ企業の迎賓館とした.既存の庭の樹木や水の流れを維持しながら,ガラスを用いて現代的居住環境と数寄屋建築を融合させたポスト数寄屋建築.構造監修に播繁氏.
2009年3月号158頁──yzcorp+bld──若林広幸建築研究所

2009年3月号158頁──yzcorp+bld──若林広幸建築研究所

兵庫県神戸市中央区──神戸・三ノ宮の生田神社の西に建つ.地下はライブハウス「チキンジョージ」,1階はカフェ,2階以上は集合住宅.建物外周は天空率により導かれた曲率の異なる30以上の円弧で構成.仕上げはコンクリートをエキスパンドメタルで覆い,モルタルを吹き付けて拭き取ったもの.ライブハウスは鉄骨鉄筋コンクリートのアーチ構造により大空間を確保.
2009年3月号134頁──四条木製ビル/第15長谷ビル──河井敏明/河井事務所 大建設計

2009年3月号134頁──四条木製ビル/第15長谷ビル──河井敏明/河井事務所 大建設計

京都府中京区──京都市,烏丸通沿いに建つ地下1階,地上9階建てのテナントオフィスビル.敷地は四条通からの交差点に近く,第5種美観整備地区になる.構造は鉄骨造.外壁には地元のスギ間伐材を不燃処理した無垢の下見板張りパネルを用いており,プレキャストコンクリートの庇が1,560mmの間隔で木のファサードを分節する.
2009年3月号070頁──神戸市立玉津第一小学校──神戸市都市計画総局 重村力+Team ZOO いるか設計集団

2009年3月号070頁──神戸市立玉津第一小学校──神戸市都市計画総局 重村力+Team ZOO いるか設計集団

兵庫県神戸市西区──神戸市に建つ小学校.南北に「緑のパサージュ」が設けられ,南からの卓越風が抜ける.校舎南面にはライトシェルフと日よけの庇が設置されており,夏はカーテンを引かず南風を取り入れ,冬は光を教室の奥まで取り込むことが可能.さらに廊下の天井を折り上げた「風の道」,熱気を屋上に送り重力換気を促す「風の筒」,ベンチュリー効果により自然換気を促す「風の塔」が設けられ,夏場は躯体を自然冷却する.
2009年4月号160頁──京都精華大学本館──鈴木隆之デザインネットワーク+京都精華大学鈴木研究室

2009年4月号160頁──京都精華大学本館──鈴木隆之デザインネットワーク+京都精華大学鈴木研究室

京都府京都市左京区──京都精華大学の本館.形態やファサードの面を構成する線は,敷地の周辺環境から読み取られた「物語」として導き出されている.エントランスには塔状に空まで吹き抜けたホールがある.また,筒状のボリュームとして壁面が青く塗られた青階段と同じく赤色の赤階段がある.
2009年4月号148頁──宇治のアトリエ──長坂大/Mega 宮城俊作(PLACEMEDIA)

2009年4月号148頁──宇治のアトリエ──長坂大/Mega 宮城俊作(PLACEMEDIA)

京都府宇治市──平等院の近くに建つ,ランドスケープアーキテクトの宮城俊作氏のアトリエ.東側は塀越しに平等院や山の稜線を眺められるよう,建築は地面から少しだけ浮いている.一方,西側(アプローチ側)は地窓が設けられ,前庭には面状に植えられたササの原にヤマザクラが立ち,古材を用いた延段が敷かれている.東西で遠景と近景のコントラストをつくり出している.
2009年5月号166頁──Breathing Factory──山口隆建築研究所

2009年5月号166頁──Breathing Factory──山口隆建築研究所

大阪府高槻市──医薬品試験のための恒温恒湿槽装置の研究所・工場・事務所の建て替え.外壁にはアルミ押し出し成形材によるルーバーが縦横ランダムに配されている.南北に2カ所設けられた3・4階2層分のボイド(光庭)は,採光と眺望のためのテラスとなっている.
2009年7月号122頁──四天王寺学園小学校・四天王寺大学藤井寺駅前キャンパス──高松伸+高松伸建築設計事務所

2009年7月号122頁──四天王寺学園小学校・四天王寺大学藤井寺駅前キャンパス──高松伸+高松伸建築設計事務所

大阪府藤井寺市──藤井寺球場の跡地に計画された教育施設.共用棟と小学校教室棟が建つ.共用棟のエントランスは,第二期工事以降に計画されている中学校および幼稚園と共用になる予定.共用棟4〜6階には四天王寺大学藤井寺駅前キャンパス.小学校教室棟はデッキ敷きの中庭をL字型に囲い,各学年に対応したさまざまなメディアコーナーがキャンティレバーで張り出している.
2009年9月号172頁──京阪電車 中之島線──全体監修(建築) 中之島高速鉄道 京阪電気鉄道 安井建築設計事務所/基本設計(建築) 京阪電気鉄道 安井建築設計事務所/実施設計 内藤建築事務所 共同設計 大建設計 梓設計

2009年9月号172頁──京阪電車 中之島線──全体監修(建築) 中之島高速鉄道 京阪電気鉄道 安井建築設計事務所/基本設計(建築) 京阪電気鉄道 安井建築設計事務所/実施設計 内藤建築事務所 共同設計 大建設計 梓設計

大阪府大阪市北区──2008年10月,大阪・中之島の東西を走る新しい地下鉄「京阪電車 中之島線」が開通.内外装を主に不燃加工を施した木で仕上げている.街中に小さなスケールの木のボックスが点在し,風景のアクセントとなる.
2009年9月号073頁──京都大学稲盛財団記念館──櫻井潔+廣重拓司/日建設計+三信建築設計事務所

2009年9月号073頁──京都大学稲盛財団記念館──櫻井潔+廣重拓司/日建設計+三信建築設計事務所

京都府京都市左京区──京都大学の敷地内,鴨川に面して建つ記念館.1階に京都賞のライブラリー,デジタルアーカイブ,2,3階は研究室群で構成されている.南北に100mを超えるファサードを持ち,西に大きく開く建物の構成のため,庇と電動の外付けルーバーの組み合わせで室内への日射を防いでいる.
2009年10月号173頁──水都大阪 水辺の文化座 BAMBOO FOREST & HUTS WITH WATER──芦澤竜一建築設計事務所+滋賀県立大学陶器浩一研究室+tmsd萬田隆構造設計事務所

2009年10月号173頁──水都大阪 水辺の文化座 BAMBOO FOREST & HUTS WITH WATER──芦澤竜一建築設計事務所+滋賀県立大学陶器浩一研究室+tmsd萬田隆構造設計事務所

大阪府大阪市中央区──大阪の中之島に設置されたイベント会場.竹の架構で覆われた「BAMBOO FOREST」を中心に,6つの小屋「COLLINS HUT」と文化劇場「FOLDED-PLATE HUT」がある.「BAMBOO FOREST」は11のユニットと竹の格子屋根からなる.竹は琵琶湖沿岸の荒廃した竹林から切り出し,資源として利用した.
2009年10月号176頁──永元寺 蕪坐離庵──久保清一+鍵山昌信/アルキービ総合計画事務所

2009年10月号176頁──永元寺 蕪坐離庵──久保清一+鍵山昌信/アルキービ総合計画事務所

大阪府堺市──大阪南部の国道沿いに建つ.壇信徒が自由に使えるような集いの場が構想された.小断面の集成材によるラーメン構造で,40畳無柱の広間を実現している.その外側には回廊状に縁が配されている.敷地のレベル差を活かしながら,水盤や南庭などの外部空間と繋げている.
2009年10月号110頁──ROOF HOUSE──藤森照信+中谷弘志

2009年10月号110頁──ROOF HOUSE──藤森照信+中谷弘志

滋賀県近江八幡市──近江八幡の鶴翼山(別名:八幡山)の裾野に建つ平屋住宅.中庭を中心に部屋を配置した回廊式プラン.壁は現場で焼いた焼杉板貼り,屋根と9つの塔屋の仕上げは手曲げ銅板.また主室の壁全体には蒲生土が塗られている.塔屋はそれぞれ茶室,ゲストルーム,子供室のロフト,採光のための吹き抜けとなっている.
2009年10月号052頁──ロレックス中津ビル──槇総合計画事務所

2009年10月号052頁──ロレックス中津ビル──槇総合計画事務所

大阪府大阪市北区──東側に高架の新御堂筋が走り,南側と西側には高層の建物など,周辺環境の厳しい敷地に建つ.三層構成のピアノ・ノービレに当たる2〜5階(作業室や事務室など)は,帯状のセラミックプリント(丸穴付き)と透明ガラスのカーテンウォールを各階で位置を変えながら配している.7階(カフェテリアやライブラリーなど)は曲面の屋根を持つ開放的なボリューム.
2009年11月号158頁──あけぼの学園──竹原義二/無有建築工房

2009年11月号158頁──あけぼの学園──竹原義二/無有建築工房

大阪府豊中市──幼稚園と保育所を統合した「認定こども園」として設計された。園庭と既存の樹木を避け、園舎全3棟がひと繋がりになるコの字型の配置となっている。第一期の2007年に木造2階建ての「南楓亭」が、第二期の2009年に鉄骨4階建ての「風の棟」が建てられた。第二期には「南楓亭」の1階はプレイルームからピロティへと改築され、「風の棟」の蛇行した外廊下と共に、縁側のような半屋外空間が子どもたちのたまり場として機能している。
2009年11月号150頁──神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール──岩村和夫+岩村アトリエ

2009年11月号150頁──神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール──岩村和夫+岩村アトリエ

兵庫県神戸市東灘区──国土交通省「第1回住宅・建築省CO2推進モデル事業」に採択されたドイツ系インターナショナルスクール.周辺状況を詳細に分析した上で,トップライトによる昼光利用・自然換気,太陽光パネルやクールチューブの積極活用,木材利用による炭素の固定や建物外皮の断熱強化など行っている.また,使用開始後の発電状況を測定・記録・表示し,環境教育の一環としても利用している.
2009年11月号088頁──世界遺産 熊野本宮館──設計 香山壽夫建築研究所/設計協力 阪根宏彦計画設計事務所

2009年11月号088頁──世界遺産 熊野本宮館──設計 香山壽夫建築研究所/設計協力 阪根宏彦計画設計事務所

和歌山県田辺市──世界遺産熊野古道にある熊野本宮大社の眼前に建つビジターセンター.建物は,大社から熊野川へ抜ける軸線によって北棟と南棟に分かれて配置されている.使用している無垢のスギ材は市内と周辺の山林から切り出されたもの.ロビーに林立する8寸角(242mm角)の柱は掘立て柱となっている.
2009年12月号156頁──O邸──中山英之建築設計事務所

2009年12月号156頁──O邸──中山英之建築設計事務所

京都府京都市──京都の美観地区の住宅街に建つ.鉄骨造2階建てのゆるやかにカーブする母屋と,母屋に垂木を渡した両脇の下家からなる.ファサードは,幅2m,高さ7.1m,19mm厚の1枚ガラス.母屋の外壁は,下家のあるなしにかかわらず,すべて同じ吹き付け仕上げが連続しており,西側の下家で1階に接する階段は,途中でこの外壁を通過し,東側の扉もこの壁を通過する.外壁としての仕上げと,間仕切り壁のような薄さが,家の内外を隔てるはっきりとした境界であることと,日常的に行き来することを両立させ,掴みにくい室の距離感をつくり,街と敷地と家の間にある生活に奥行を生み出そうとしている.
2010年1月号118頁──星のや 京都──設計 東 環境・建築研究所/東利恵/ランドスケープ オンサイト計画設計事務所

2010年1月号118頁──星のや 京都──設計 東 環境・建築研究所/東利恵/ランドスケープ オンサイト計画設計事務所

京都府京都市西京区──京都嵐山,渡月橋にほど近い保津川沿岸にあるリゾートホテル.およそ100年前から使われてきた木造の旅館を改築したもの.敷地中央には路地が通り「池の庭」と「奥の庭」がある.建物は既存木軸をそのまま生かし,古い木部には洗いをかけて再生している.また既存アルミサッシはすべて木製サッシに取り替えられた.
2010年1月号100頁──虎屋京都店──内藤廣建築設計事務所

2010年1月号100頁──虎屋京都店──内藤廣建築設計事務所

京都府京都市上京区──京都御所の傍にある虎屋発祥の地に,以前よりあった菓子製造と喫茶スペースに,ギャラリーなどを新たに加えた施設.喫茶 虎屋菓寮の天井は150mm間隔に配されたスギ集成材で,圧縮力を負担する構造部材としても働く.屋根面に設けられたトップライトからは光が差し込む.敷地の外周には路地が巡り,既存の樹木を生かした庭へと至る.
2010年2月号134頁──松ヶ崎荘──長坂大/Méga

2010年2月号134頁──松ヶ崎荘──長坂大/Méga

京都府京都市──京都の住宅地,銅版画作家のアトリエ付き住宅の2階に,2戸の賃貸住宅を付属させた集合住宅.簡易的な版築工法でつくられた切り通しを抜けてエントランスに至る.家主と入居者が庭を共有する.外壁は,木ズリの上にラス(金網)を貼りモルタル左官で仕上げている.
2010年4月号150頁──Grotto──芦澤竜一建築設計事務所

2010年4月号150頁──Grotto──芦澤竜一建築設計事務所

兵庫県芦屋市──国道沿いに立地する地下1階,地上5階の店舗,オフィス,SOHOの複合テナントビル.敷地形状,法規制により外形が決まり,最大厚さ640mmのコンクリートの外壁に,大小異なる正方形の開口が開いている.室内には,ガラス張りのテラス空間が挿入され,3〜5階は,中廊下から各テナントスペースにアプローチする計画.
2010年4月号110頁──半居──飯田善彦

2010年4月号110頁──半居──飯田善彦

滋賀県──琵琶湖畔近くに建つ設計者自身の週末小屋.約5m×5m×8mの小さなボックス.柱梁を同一寸法の120mm角材で構成し,それをアクリル板,複層ポリカーボネート,OSB合板など異種素材を組み合わせて囲っている.
2010年5月号140頁──京都工芸繊維大学同窓会パビリオン──角田暁治+アトリエ・K

2010年5月号140頁──京都工芸繊維大学同窓会パビリオン──角田暁治+アトリエ・K

京都府京都市左京区──60周年記念事業のひとつで,宿泊機能を持った大学同窓会館.前面の動の庭を円弧状に囲むスロープからアプローチする.床レベルは地盤面から1m上がっている.910mmモジュールの木格子を構造用合板で挟み込んだ木造パネル版で傾いた外壁と屋根を一体化して構成している.
2010年5月号144頁──中川政七商店新社屋──吉村靖孝建築設計事務所

2010年5月号144頁──中川政七商店新社屋──吉村靖孝建築設計事務所

奈良県奈良市──6つの家型に分節された外観を持つ事務所兼倉庫の新社屋.東西に細長く,屋根に高低差の付いた6棟が短冊状に並ぶ.内部は天井高さの違いを活かしたハイサイドライトによる明るい事務室と日光を遮った倉庫が,交互に125mmのH鋼のフィーレンデール構造の組柱で区切られる.
2010年5月号124頁──京都工芸繊維大学 60周年記念館──京都工芸繊維大学都市環境設計研究室+石本建築事務所+京都建築都市研究所+Ks Architects

2010年5月号124頁──京都工芸繊維大学 60周年記念館──京都工芸繊維大学都市環境設計研究室+石本建築事務所+京都建築都市研究所+Ks Architects

京都府京都市左京区──創立60周年記念建築事業で建てられた,ホールとセミナー室を持つ記念館.外壁は9mm厚の遮熱塗装されたスチールシートとアングルの縦格子によって覆われる.内部空間は,鉄骨加工の現し仕上げにより鉄そのものの素材の魅力と強さが表現されている.
2010年5月号132頁──KIT HOUSE──京都工芸繊維大学住環境設計研究室+安井建築設計事務所+京都建築都市研究所+K.ASSOCIATES/Architects

2010年5月号132頁──KIT HOUSE──京都工芸繊維大学住環境設計研究室+安井建築設計事務所+京都建築都市研究所+K.ASSOCIATES/Architects

京都府京都市左京区──60周年記念事業で建て替えた学生会館.1階に食堂,2階にコンビニ,ブックショップが入る.東向きのトップライトが設けられた4つの切妻の連続屋根,煉瓦ブロックの透かし積みの外壁,デッキや外部階段などさまざまなスペースで外部と繋がることが意図されている.食堂の椅子とテーブルなど家具は米田明氏による設計.
2010年7月号095頁──Looptecture 福良──遠藤秀平建築研究所

2010年7月号095頁──Looptecture 福良──遠藤秀平建築研究所

兵庫県南あわじ市──淡路島南端の福良港にある,津波防災ステーション.平面上に6つの中心を持つ円弧を連続させた鋼板の曲面壁が交差する形状.予測される津波の到達しない2階以上の高さを避難場所と想定し,機能的に必要な空間を配置している.円弧壁は,3つの高さに分割した鋼板を現場溶接し,継ぎ目を研磨したシームレスな仕上げ.

2010年7月号103頁──淡路人形会館(仮称)──遠藤秀平建築研究所

兵庫県南あわじ市──淡路島南端部の福良港に近接する東南海・南海地震による津波災害時の一時的な避難場所と,淡路人形浄瑠璃のための専用劇場.津波を想定して1階部分はピロティ,2階以上を避難場所兼劇場とし,屋上に避難用の床面を確保することが主な与条件.主体構造は鉄筋コンクリートで,ひと続きの壁が8の字を描くように所要室を囲み,内部空間全体に連続性を持たせている.
2010年9月号110頁──自然体感展望台 六甲枝垂れ──三分一博志建築設計事務所

2010年9月号110頁──自然体感展望台 六甲枝垂れ──三分一博志建築設計事務所

兵庫県神戸市灘区──兵庫県・六甲山上に建設された展望台.眼下に瀬戸内海や阪神間の街並が広がる.また展望だけでなく,季節や気象条件に伴う自然体感機能も備えている.たとえば,枝垂れをイメージしたスチールとヒノキの枝材には樹氷が氷着し,氷室を使った冷風を感じることもできる.
2010年11月号109頁──ユニクロ 心斎橋店──藤本壮介建築設計事務所 シリウスライティングオフィス 日建設計 大林組 丹青社

2010年11月号109頁──ユニクロ 心斎橋店──藤本壮介建築設計事務所 シリウスライティングオフィス 日建設計 大林組 丹青社

大阪府大阪市中央区──繁華街に建つ地下1階,地上4階建ての商業施設.外壁にETFEフィルムを使用.耐火構造の外壁面(ALCパネル製)に対する表面材として取り扱うことにより,日本初の使用が認められた.フィルムの内側から空気を送り込み立体的な形状をつくり出している.LED照明により,さまざまな色に変化.
2010年12月号124頁──靭公園の住宅──安藤忠雄建築研究所

2010年12月号124頁──靭公園の住宅──安藤忠雄建築研究所

大阪府大阪市──間口4,320mm,奥行26,100mmの細長い敷地に建つ住宅.敷地はおおよそ南北に伸び,南側が緑豊かな靭公園に面している.プライバシーを確保した構成をとりながらも南側には大きく開かれ,居間や寝室からは靭公園の木々が見える.仕上げはコンクリート打ち放しで,家具や建築の寸法計画はコンクリート型枠の三六板を単位として納められている.
2010年12月号060頁──大阪富国生命ビル──設計施工 清水建設/デザインアーキテクト ドミニク・ペロー アーキテクチュール

2010年12月号060頁──大阪富国生命ビル──設計施工 清水建設/デザインアーキテクト ドミニク・ペロー アーキテクチュール

大阪府大阪市北区──JR大阪駅前に建つ地上28階,地下4階のオフィス.事務室,店舗,産学連携施設が入る.3種類の形状のユニットを用いた鱗状で末広がりな低層部と垂直な高層部の外観は地下から立ち上がる大樹に見立てたもの.約25mの吹き抜けを持つアトリウムには,フォレストウォールと呼ばれる白神山地のブナ林がプリントされたガラスのフィンが挿入されている.アトリウムは梅田の地下街と連続し,公共空間となる.
2011年2月号083頁──向ヶ丘第一団地ストック再生実証試験──都市再生機構+戸田建設グループ(戸田建設 若築建設 京都工芸繊維大学鈴木研究室 星田逸郎空間都市研究所 米谷良章設計工房 和田建築技術研究所)

2011年2月号083頁──向ヶ丘第一団地ストック再生実証試験──都市再生機構+戸田建設グループ(戸田建設 若築建設 京都工芸繊維大学鈴木研究室 星田逸郎空間都市研究所 米谷良章設計工房 和田建築技術研究所)

大阪府堺市西区──解体予定の住棟を利用して改修技術を実証試験するルネッサンス計画1のひとつ.対象住棟は日本住宅公団設立直後の1960年に管理開始された大阪府堺市の向ヶ丘第一団地の内の3棟(26号棟,27号棟,28号棟).構造躯体の改修と共に,間取りを再編する団地環境・コミュニティ環境の再生提案がなされている.
2011年4月号111頁──地面と屋根上の家──SPACESPACE

2011年4月号111頁──地面と屋根上の家──SPACESPACE

大阪府茨木市──三重県伊賀市の農業高校校舎のリノベーション.築47年の鉄筋コンクリート造3階建て校舎の3層部分を減築し,新設した勾配屋根に太陽熱集熱換気システムと集熱のための強化ガラスを搭載するなど,構造,性能,仕上げ・設備の3項目について改修が行われた.
2011年4月号095頁──龍谷ミュージアム──赤木隆+下坂浩和/日建設計

2011年4月号095頁──龍谷ミュージアム──赤木隆+下坂浩和/日建設計

京都府京都市下京区──龍谷大学の創立370周年事業の一環として開設された仏教の総合博物館.西本願寺の道路向かいに位置し,京都市の景観政策により最高高が15mに制限されている.15mの高さ制限の中で,2〜3階の展示室の天井高を3.5〜4m確保しているため,1階の天井高は2.4mほどに抑えられている.そのため1階の大半を地階からの2層吹き抜けとすることで,高さのあるエントランス空間にしている.1階は通り抜け通路となっており,西本願寺のある堀川通りから伝道院のある油小路通りを繋ぐ.
2011年4月号079頁──上本町YUFURA──日本設計

2011年4月号079頁──上本町YUFURA──日本設計

大阪府大阪市天王寺区──大阪上本町駅南の近鉄劇場跡地に建てられた複合施設.商業施設,オフィス,難波から移転した大阪新歌舞伎座(設計:村野・森建築事務所/本誌5902)が入る.広場に面した西面ファサードのアルミキャストルーバーは旧大阪新歌舞伎座の連続唐破風をモチーフにしている.敷地整序型区画整理事業により,敷地北側の市道を敷地南東側に付け替えることで,隣接する駅・ホテル・百貨店と立体的に接続した広場をつくった.
2011年6月号136頁──同志社国際学院──高松伸建築設計事務所

2011年6月号136頁──同志社国際学院──高松伸建築設計事務所

京都府木津川市──日英バイリンガルスクールの小学校(初等部)とインターナショナルスクール(国際部)を統合させた学校.東西に伸びるウィングは教室棟で,3階が初等部,4階が国際部,2階に共通の特別教室が配されている.敷地南側は1層分上がっている.円形の低層部は2階建ての図書館棟,図書館棟は16本の直径950mmのコンクリート円柱で支えられている.
2011年7月号170頁──日東薬品 Cento anni Hall──岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects

2011年7月号170頁──日東薬品 Cento anni Hall──岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects

京都府向日市──京都府向日市に立つ日東薬品のホールと会議室.もともと,工場であった建物を躯体のみを残し改修した.外周部は庇を回し,ルーバーを新設することで引きのない敷地の中で視覚的な距離をつくろうとした.また,ホールの南側に開く開口部は3種のスクリーンによって,ホールの使い方に対応できるようにしている.
2011年7月号126頁──大阪ステーションシティ──西日本旅客鉄道 ジェイアール西日本コンサルタンツ 安井建築設計事務所

2011年7月号126頁──大阪ステーションシティ──西日本旅客鉄道 ジェイアール西日本コンサルタンツ 安井建築設計事務所

大阪府大阪市中央区──混雑緩和のための歩行動線の整備やバリアフリー化を目指すJR大阪駅の改修に伴い,南北を一体に整備.北口にノースビルディングを新築,南口の既存高層ビルを一部増築して改修し,その間を180×100mの大屋根で覆った.大屋根の両端には免震機構が設置されている.

2011年8月号078頁──観月橋団地再生計画──事業計画 都市再生機構/企画・設計 馬場正尊/OpenA(Aエリア) DGコミュニケーションズ+星田逸郎空間都市研究所(Bエリア)

京都府京都市──築50年以上の団地を部分的に改修するプロジェクト.一部の撤去予定の棟から,居住者を既存棟に移住させ,540戸から400戸に縮小.また400戸の内,空き家となっている100戸の改修を行う.設計からマーケティングまでを民間業者と協働で行う.
2011年10月号110頁──穂積製材所プロジェクト──総括 studio-L/設計 吉永建築デザインスタジオ SAPCESPACE ドットアーキテクツ アーキテクトタイタン タピエ SWITCH建築デザイン事務所

2011年10月号110頁──穂積製材所プロジェクト──総括 studio-L/設計 吉永建築デザインスタジオ SAPCESPACE ドットアーキテクツ アーキテクトタイタン タピエ SWITCH建築デザイン事務所

三重県伊賀市──三重県伊賀市にある穂積製材所の敷地を公共的な空間として利用し,都市農村交流を通して森林問題や過疎化の課題解決を行うプロジェクト.2007年よりさまざまなスクール(ワークショップ)が行われた.今回,スクールの参加者が宿泊するための木造の「寝どこ」が製材所内につくられた.また,来訪者と地元住民が交流できる広場や,家具製作のための工房も整備している.
2011年11月号172頁──近畿大学農学部 第2共同研究棟──NTTファシリティーズ

2011年11月号172頁──近畿大学農学部 第2共同研究棟──NTTファシリティーズ

奈良県奈良市──近畿大学農学部内にある,動物飼育研究のための施設.原生林を含む緑豊かなキャンパスの中で,自然に溶け込む外観を目指した.奥行100mmのエキスパンドメタルの籠の中に,合板をつくる過程で生じる余廃材木片を積層させた.この壁面により断熱性能を高め,空調負荷を軽減している.飼育環境の一定化のため窓を設けられないという条件のもと,ボリュームをずらすことで圧迫感を軽減し,軒下空間や,設備を置くための外部スペースを生み出している.
2011年11月号086頁──東大寺総合文化センター──戸尾任宏・建築研究所アーキヴィジョン/LAN

2011年11月号086頁──東大寺総合文化センター──戸尾任宏・建築研究所アーキヴィジョン/LAN

奈良県奈良市──東大寺表参道に面し,南大門のすぐ側に建つ.東大寺の所有する宝物・書物を集約,保存・修理・研究を行い,一般にはミュージアムとして公開する施設.移転した旧東大寺学園跡を敷地とし,体育館を改修した上で新築された.収蔵品と敷地の地下に存在する遺構を保護するため,国宝の展示される東大寺ミュージアムは部屋全体を免震装置の上に構築する「部屋免震」を採用.東大寺という歴史的な周辺環境と調和すると同時に,同寺院の財産を長い年月にわたって保存する事を目的とし,伝統的な意匠を取り入れつつ,湿潤や虫害を防ぐ最新の技術を採用.外装は時を経るとともに風合いの出るアルミキャストを主に使用.屋根瓦は本瓦葺きで,東大寺の寺院に伝統的に使われる文様が施されている.木材は産地の明確な国産の材を,40度の低温で乾燥して使用している.塗料の使用を抑えた上で,浸透性塗料を採用している.
2011年12月号077頁──No,00──ドットアーキテクツ

2011年12月号077頁──No,00──ドットアーキテクツ

兵庫県西宮市──兵庫県の都心から少し離れた場所に建つ住宅.さまざまな周辺環境に反応するような各部分で建築全体を構成するため,プラン・模型・詳細の3つのパートに分け,その中での問題を各パートの作業にフィードバックし,経験や発見や思考が蓄積されながら同時並行に設計した.