2008年4月号063頁──上海征大ヒマラヤ芸術センター──磯崎新アトリエ

中華人民共和国上海市──アートギャラリー,デザインセンター,ホテル,商業施設などのコンプレックス.立面構成は「光」へんに,つくりが「易」という漢字からできている.地上30mのところに水平のプラットホームが設けられ,上部北側にキューブ,上部南側に卍型平面に配されたボリュームがある.下部中央はフラックス・ストラクチャー(流動体構造),下部両端は漢字の要素をバラバラに組み合わせデザインされたレリーフが対になっている.
2009年8月号173頁──祐天寺の集合住宅──北山恒+architecture WORKSHOP

2009年8月号173頁──祐天寺の集合住宅──北山恒+architecture WORKSHOP

東京都目黒区──住宅密集地にはめ込むように計画された集合住宅.ガラス壁面の開放的な3住棟とコンクリートの閉鎖的な6住棟があり,バルコニーで繋げられている.住棟間には広場的空間と路地的空間が形成される.基本の住戸ユニットは,開放的な空間,閉鎖的な空間,それらを繋ぐ半屋外のバルコニーを持つ.ユニット間で視線が交差するため,お互いの気配を感じ,気配りし合いながら生活するよう計画されている.

2012年1月号162頁──生長の家 “森の中のオフィス”──設計監修 明豊ファシリティワークス/基本構想 野沢正光建築工房

山梨県北杜市──「生長の家」の本部オフィスを山梨県に移転するプロジェクト.地域特性である高い日照率による太陽光発電と豊富な木質バイオマス等によってエネルギーをつくり出す.また,冬期は太陽熱を集熱・蓄熱し,夏季は自然通風,日射遮蔽で冷暖房負荷を減らす.CO2排出ゼロのエネルギー自給自足の建築を目指している.

2012年2月号188頁──プロジェクト プラウドタワー東雲キャナルコート──大林組一級建築士事務所

東京都江東区──東京都東雲の湾岸エリアで施工中の,超高層タワーマンションと付属駐車場,認可保育園からなる計画.総戸数600戸の52階建て.150N/mm2の超高強度コンクリートを使用した柱や,液状化対策,保安電源の確保や水備蓄タンクの設置などの地震対策を行う.2013年3月竣工予定.

2012年2月号152頁──MINA GARDEN 十日市場──マスターアーキテクト 飯田善彦 小林克弘

神奈川県横浜市緑区──環境に配慮した住環境を町並みからつくり,モニタリングシステムを通して実証データを取得,研究に役立てる.計画地の高低差のある地形を応用し,中央にコモンスペースのある宅地を造成.住戸には土間テラスなどの住戸内外を繋ぐ中間領域を取り入れ,住まい手同士の繋がりを促す.

2012年4月号125頁──日本ユニセフ協会 幼稚園保育園再建プロジェクト 石巻市立井内保育所──伊藤喜三郎建築研究所+メックデザインインターナショナル共同体

宮城県石巻市──日本ユニセフ協会が支援する幼稚園保育園再建プロジェクトのひとつ.宮城県気仙沼市の南気仙沼小学校の敷地内に建っていた学童保育施設の建て替え.被災したマツを厚さ30mmの板にして,外壁に使用している.

2013年1月号082頁──柏の葉スマートシティ

千葉県柏市──千葉県柏市の柏の葉キャンパス駅周辺の公民学が連携したまちづくり.多くの企業が参画し,エネルギー,高齢化問題などの課題を解決するための協同でスマートシティをつくっている.新産業創造都市として企業の育成なども行っている. 掲載号はアプリで購入できます!

2013年3月号121頁──太子町新庁舎──坂本昭・設計工房CASA

兵庫県揖保郡太子町──プロポーザルによって選ばれた太子町新庁舎案.庁舎機能に加え,地域交流センターと交流広場を持つ地域に開かれた施設の提案を求められた.施設の機能を3つのゾーン(執務ゾーン・地域交流ゾーン・議会ゾーン)に分け,それぞれが「中央交流広場」を取り囲むような配置構成としている. 掲載号はアプリで購入できます!

2014年1月号098頁──(仮称)広島ピースタワー 広島マツダ大手町ビル改修計画──三分一博志建築設計事務所

広島県広島市中区──世界遺産である原爆ドームの東隣にある高さ約50mのオフィスビルを改修し屋上に展望所をつくるプロジェクト.復興した広島の街並みを眺め,広島の市街地に吹く風を感じられる場所を計画する.展望所は天井高を絞って風の速度を調整する.ビル東側には13階まで歩いて上れる螺旋状のスロープを新設し,広島の復興の歩みを紹介する写真パネルを並べる.竣工作品掲載号(本誌1609) 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2014年4月号076頁──日本橋再生計画

三井不動産は「残しながら,蘇らせながら,創っていく」をコンセプトに日本橋地域の活性化と街に新たな魅力を創造する「日本橋再生計画」を推進している.五街道の起点であった賑わいをもう一度再生させる街づくりの取り組みで,水辺の活性化や街の美化活動,伝統行事や賑わいイベントの開催まで,地域の皆様や行政と連携してさまざまな施策を継続的に行っており,日本橋に新たな来街者が増加し街に回遊性を高める狙いである. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2014年7月号088頁──静岡県草薙総合運動場体育館──内藤廣建築設計事務所

静岡県静岡市駿河区──静岡県草薙総合運動場の園内に建つ体育館.2011年に行われたコンペにて内藤廣建築設計事務所が選出された.鉄筋コンクリート+木+鉄骨の3種類の構造体を組み合わせた.下部構造を鉄筋コンクリートでつくり,256本のスギ集成材からなる壁を立ち上げ,その上に鉄骨トラスの屋根を構築.2015年3月竣工予定.竣工作品掲載号(本誌1505) 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2014年7月号055頁──台中メトロポリタン・オペラハウス──伊東豊雄建築設計事務所・大矩聯合建築師事務所

2014年7月号055頁──台中メトロポリタン・オペラハウス──伊東豊雄建築設計事務所・大矩聯合建築師事務所

台湾台中市──現在,台中市で建設が進む複合施設.3つの劇場を備えるほか,オフィスや店舗,展示スペースなどからなる.2005年の設計競技で伊東豊雄氏が設計者に選ばれた.鉄筋コンクリートによる3次元の曲面連続構造体(カテノイド)によって構成される.地下2階,地上6階建て.2014年12月竣工予定.竣工作品掲載号(本誌1703) 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2015年1月号200頁──深海未来都市構想 OCEAN SPIRAL──清水建設

深海に都市をつくる,シミズ・ドリーム第3弾となるプロジェクト.敷地は,水深200m以下の深海域において,広大な平坦地が広がる水深3,000~4,000mの深海平原などの海底を想定.食糧,エネルギー,水,CO2,資源という人類社会の持続性における課題に,陸上にはない海洋温度差,水圧差,深層水栄養分,深海バクテリア力,海底マグマ力などのさまざまなポテンシャルを持って対応する.   掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2015年5月号076頁──日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業──日本設計・プランテック設計共同企業体

東京都中央区──日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業は,重要文化財である髙島屋日本橋店を当事業の核と位置付け保存し,その屋上には緑に囲まれたテラス空間が誕生する.新たに建設される大規模複合ビル2棟(A,C街区)は,最新のBCP性能を備えたオフィスと,髙島屋日本橋店と一体となった商業施設が主要用途となる.2棟(A,C街区)の外装デザインはSOMが担当する. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2015年12月号152頁──新山口駅北口駅前広場「0番線」──宮崎浩/プランツアソシエイツ

山口県山口市──新山口駅の北口駅前広場の整備計画,駅が街へ進出していくイメージから「0番線」と名付けたブリッジ状の建物を,街と接する道路沿いに配置することで駅と街の結び付きを強化する.交番や,バスセンター,FMスタジオ,観光案内施設などが入る.2018年3月に全体完成予定. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年1月号072頁──エストニア国立博物館──DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS

エストニア・タルトゥ市──エストニアの東部,タルトゥ市での国立博物館の新築プロジェクト.2006年に国際コンペが開かれDORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTSが最優秀賞を受賞,2016年9月開館予定.ソ連時代につくられた空軍基地跡地の滑走路を延長するようなかたちで幅70m,全長350mのボリュームを配置.屋根勾配3.1%で軒高が14~0mまで変化し,地面と一体化していく.竣工作品掲載号(本誌1612) 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年4月号192頁──増田図書館──See Visions

秋田県横手市──公共施設オープン・リノベーション マッチングコンペティションにより,市町村合併によって生まれた庁舎の空きスペースに,近くの施設にあった図書館を移設するプロジェクト.カフェや貸事務所など,同施設内に一定の滞留人口を生み出し賑わいをつくり出す. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年4月号190頁──(仮称)豊島プロジェクト──KAJIMA DESIGN

東京都豊島区──豊島区によるまちづくりのための官民連携の公有地活用プロジェクト.区役所の跡地は民間事業者が定期借地(期間76年6カ月)によって借り受けオフィスやホール,シネコンといった文化施設を整備する(検討中のイメージ). 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年4月号187頁──新発田市新庁舎──aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所

新潟県新発田市──老朽化した庁舎の移転事業.商店街の基点に位置している.低層部は,近世の町割りのスケールを継承しボリュームを分節している.まちづくりの拠点となるように,東側には祭りなどで利用できるような半屋外広場などを備えている.2016年11月竣工予定. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年4月号184頁──日立市新庁舎──妹島和世+西沢立衛/SANAA

茨城県日立市──大屋根で覆われた広場.執務棟は,市民に関係の深い窓口業務を1,2階に置き,1階には広場に面して屋内広場も設ける.改修工事は執務棟と広場の2期に分け,執務棟(1期)は現本庁舎が駐車場として利用していた敷地に建設される.その後,庁舎機能を新庁舎へ移転した後,現庁舎を解体し,大屋根の架かる広場(2期)を整備する.2017年4月竣工予定. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年4月号180頁──石巻市北上地域まちづくり(まちづくり委員会支援活動)──計画支援 日本建築家協会(JIA)宮城地域会 北上支援チーム

宮城県石巻市北上町──東日本大震災で被災した石巻市北上町の高台移転に際して,日本建築家協会宮城地域会が行っている住民のための支援活動.復興事業に地域住民の意思を反映し,住民自らが北上の将来を考える仕組みとして「北上地域まちづくり委員会」が立ち上げられた.計画としては北上川へ向かう方向を基本軸としてオープンスペースを連続させ,どこからでも賑わいを感じられるようオープンスペースを囲んで各施設を配置している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年4月号176頁──府中市新庁舎──千葉学建築計画事務所・久米設計 設計共同体

東京都府中市──府中市庁舎の建て替え計画.庁舎機能が入る「おもや」と,庁舎機能を補いつつ図書館やカフェなど市民のための機能が入る「はなれ」の2棟からなり,間に誰もが利用できる外部空間「通り庭」を計画.2021年度での竣工予定で設計が進んでいる. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年4月号156頁──京都市新庁舎──日建設計

京都府京都市中京区──歴史的・文化的価値の高い1927〜31年竣工の本庁舎(設計:京都市営繕課+中野進一,武田五一監修)を免震レトロフィット化・保存再生すると共に,西庁舎・北庁舎を建て替え,分庁舎を新築する計画. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年4月号146頁──高浜町新庁舎公民館──日本設計・未来プランニング設計共同体

福井県大飯郡高浜町──福井県の最西端に位置する人口約1万1千人の町,高浜町に建設中の新庁舎公民館.人口減少と少子高齢化が進展する中で,ローコストで住みやすいまちづくりを目指したコンパクトシティ構想の一環として,公共交通機関と総合病院の利用アクセスがよい若狭高浜駅前の町有地に庁舎と公民館を一体的に整備することになった.新庁舎公民館には,町の景観・伝統・技術を後世に伝え,今後のまちづくりのシンボルとなる役割を課し,計画のコンセプトである「町民に開かれた庁舎・公民館」を実現すること目指している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年6月号108頁──虎ノ門ヒルズエリア再開発プロジェクト──設計 森ビル/デザインパートナー インゲンホーフェン・アーキテクツ OMA

東京都港区──2014年に竣工した「虎ノ門ヒルズ森タワー」に加え,虎ノ門ヒルズエリアで計画されている「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」(2棟,デザインパートナー:インゲンホーフェン・アーキテクツ,2019年竣工予定)「虎ノ門ヒルズステーションタワー」(デザインパートナー:OMA,2022年度竣工目標).これらの3棟が完成すると,虎ノ門ヒルズエリアは区域面積7.5ha,延床面積80万㎡に拡大し,六本木ヒルズに匹敵する国際新都心に進化する.虎ノ門ヒルズエリアでは,3棟に加え,日比谷線虎ノ門新駅(仮称)も2020年からの併用開始,2022年の最終完成が目指されている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年6月号090頁──常盤橋街区再開発 プロジェクト──三菱地所設計

東京都千代田区、中央区──大手町連鎖型再開発の第4次事業として位置付けられた,約3.1haの大規模複合再開発事業.東京駅日本橋口前に面し,複数のエリアの結節点となる場所で,連携的な再開発が進められている.下水ポンプ場および変電所という都市インフラを稼動させながらの更新も特徴的. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年6月号054頁──シンガポール・レールコリドー・マスタープラン──日建設計

シンガポール、マレー鉄道廃線跡地──2011 年に廃線となりマレーシア政府からシンガポール政府に返還された2国間を結んでいた鉄道「レールコリドー」の線路跡をパブリックスペースとして整備するプロジェクト.これまで分断されていた東西に位置するコミュニティを繋ぎ,シンガポール独自の生態系や自然環境を活かしながら,地元市民に愛されるパブリックスペースの実現を目指している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年6月号046頁──カンプ・ノウ 新スタジアム──日建設計+ジョアンパスカル─ラモンアウジオ・アルキテクテス

スペイン、バルセロナ──FCバルセロナのホームスタジアムであるカンプ・ノウ(竣工1957年)を,既存の躯体を活かしつつ, 105,000席の全面屋根付きのスタジアムへと改修するプロジェクト.敷地内の室内競技場を解体し駐車場を地下に移し,スタジアム周囲にFCBメガストアやミュージアムが置かれたエスパイ・バルサという市民に開放されたパブリック・スペースをつくる. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年10月号153頁──御堂ビル改修プロジェクト──竹中工務店

大阪府大阪市中央区──竹中工務店の本社である「御堂ビル」(1965年)の改修プロジェクト.多様化・高度化する社会ニーズとBIMをはじめとする新たな生産の仕組みに対応するため,2014年から「イノベーション・スペース整備プロジェクト」として,御堂ビルの改修に取り組んでいる. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2016年12月号114頁──京橋一丁目東地区「(仮称)アートスクエア」プロジェクト──都市計画 日建設計/設計 A街区:日建設計 B街区:戸田建設/エリアマネジメント NIKKEN ACTIVITY DESIGN lab

東京都中央区──京橋の地で,新しく生まれ変わるブリヂストン美術館を核とした,芸術・文化拠点をつくる計画.2街区が一体となって,パブリックスペースとして日常からイベント時まで多様なシーンを創出するため,先進的なエリアマネジメントに積極的に取り組む. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2017年1月号090頁──新国立競技場整備事業──大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体

2020年東京オリンピック・パラリンピックへ向けた国立競技場の建替計画.歴史的な緑を継承する明治神宮内苑から皇居へと繋がる神宮の杜.エリア一帯の貴重な緑を未来に残すため,100年後を見据え,大地に根ざす「生命の大樹」として周辺の自然と調和し,市民に開かれた「杜のスタジアム」をつくる. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら