2018年5月号190頁──西麻布ビルディング改修──元木大輔/DDAA

2018年5月号190頁──西麻布ビルディング改修──元木大輔/DDAA

東京都港区──1987年建設の4階建てビルの全棟改修.新耐震基準適用の躯体構造をそのままに,バブル期の高コスト,デコラティブな内装を部分的に残しつつも,現代の新たな用途を挿入するため,建築スケールと家具スケールをシームレスにつなぎ合わせる改修を行う.1~4階はかつてレストラン.現在はレンタルキッチン,ベンチャー企業のショールーム,シェアオフィスが入居する.4階はオーナーのプライベートラウンジ. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら

2018年5月号187頁──salon S──今村水紀+篠原勲/miCo.

東京都渋谷区──美容室の内装.熱によって湾曲させた鏡面仕上げのステンレス板を,カットを待つ客の前に設置.客同士の見合いの関係を避け,周囲の風景を取り込んでいる. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年5月号180頁──等々力の小さなシェアオフィス──今村水紀+篠原勲/miCo.

2018年5月号180頁──等々力の小さなシェアオフィス──今村水紀+篠原勲/miCo.

東京都世田谷区──鉄筋コンクリート造6階建てのマンションの1階に入る,設計事務所と施工会社のオフィス.接道する3面それぞれの環境に応じて素材を変えて,異なる現れ方をつくっている.街に対して独立したインテリアではなく,街の一部となるような,街と連続するような空間が目指されている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年5月号176頁──元浅草の事務所──松本悠介建築設計事務所

2018年5月号176頁──元浅草の事務所──松本悠介建築設計事務所

東京都台東区──元浅草に建つ店舗付き住宅の1階の一角をデザイン事務所へ改修.5,300 ×2,580mmの平面に構造用合板でできた3,395×1,820mmのワークスペースを配し,接道2面をまちに開く.既存の全面開口を生かして,ワークスペースの接道面にディスプレイスペース(760mm)を設けている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年5月号105頁──日比谷シャンテ──竹中工務店

2018年5月号105頁──日比谷シャンテ──竹中工務店

東京都千代田区──東京ミッドタウン日比谷に合わせて,広場にあった元建物を減築,高さを抑えて「日比谷ステップ広場」との連続性をつくり出した.ここでは,周辺の劇場のチケットが購入できる.また,ベンチを設けるなど滞留空間をつくり出している.日比谷シャンテ(本誌8712)は1階外観を改修し,歩行者専用道路に面する店舗は腰壁を撤去,路面店のように利用できる設えにした. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号186頁──御堂ビルイノベーションスペース整備計画──竹中工務店

2018年4月号186頁──御堂ビルイノベーションスペース整備計画──竹中工務店

大阪府大阪市──竹中工務店本社・大阪本店(1965年竣工)の改修.高度BIM化など設計・施工のシステムや,社会ニーズの変化に対応したワークスペースを構築.6層の執務フロアに吹き抜けと階段を設け,業務領域の異なる社員の階間移動を誘引.個人用机以外の「共創的スペース」を多く設け,社員間交流を起こす. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号178頁──ものづくり創造拠点 SENTAN──豊田市都市整備部公共建築課+丹羽英二建築事務所

2018年4月号178頁──ものづくり創造拠点 SENTAN──豊田市都市整備部公共建築課+丹羽英二建築事務所

愛知県豊田市──豊田市により設置された,地域のものづくり企業・団体の支援や人材の育成などを目的とする施設.新事業の展開,イノベーション創出,ものづくり人材育成を目標に,試作開発や課題解決,異業種・異世代間交流の機会の提供などの支援策を展開.約47年前に消防署として建てられた建物に,各階ごとに異なる機能を持たせ,内部の造作による新たなファサードの創出が志向されている 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号162頁──秋田オーパ──青木茂建築工房

2018年4月号162頁──秋田オーパ──青木茂建築工房

秋田県秋田市──1974年に建設され,老朽化や耐震性の問題と空床率の増加という問題を抱えていた商業施設をリファイニングすることで,新たな商業施設として再生させるプロジェクト.既存の外壁を解体し軽量化を図った上で,外観の特徴となる連層耐震壁を設置し,施設のイメージを一新している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号146頁──大津百町スタジオ──竹原義二/無有建築工房

2018年4月号146頁──大津百町スタジオ──竹原義二/無有建築工房

滋賀県大津市──東海道五十三次最大の宿場町として栄え,今も町家や国登録有形文化財が多く残る大津における,築約90年の町家改修.減築をしながら骨組みを残し,通し貫や柱の新設,根継ぎといった手法によって耐震補強をすることで,地元工務店の支店兼ショールームとして再生した.通し貫による耐震壁は,商店街からの視線の抜けも確保している. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号130頁──宇和米博物館 LOCAアクティベーションプロジェクト──齊藤正轂工房

2018年4月号130頁──宇和米博物館 LOCAアクティベーションプロジェクト──齊藤正轂工房

愛媛県西予市──宇和町小学校として1928年に建設され,その後1990年にもとの敷地の北東に位置する高台に移築され,米づくりの歴史を紹介する博物館として利用されていた木造校舎の利活用プロジェクト,今回のプロジェクトでは博物館の機能を維持しながら一部展示室をインキュベーション施設,レンタルオフィス,子どもの遊び場に置き換え,設計者が自ら運営を行っている.西予市への移住・定住の促進や地域の活性化が目指される. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号098頁──神奈川県庁新庁舎免震改修+増築 神奈川県庁本庁舎・第二分庁舎改修──新庁舎免震改修工事等設計業務委託設計共同体(坂倉建築研究所+構造計画研究所)

2018年4月号098頁──神奈川県庁新庁舎免震改修+増築 神奈川県庁本庁舎・第二分庁舎改修──新庁舎免震改修工事等設計業務委託設計共同体(坂倉建築研究所+構造計画研究所)

神奈川県横浜市──1966年に竣工した神奈川県新庁舎(設計:坂倉準三建築研究所,本誌6608)の改修および増築計画.大規模地震・津波発生時における神奈川県庁の機能を確保するために,新庁舎の免震化を含む改修と,駐車場として使われていた南東側広場へのエネルギーセンター棟の増築が行われた.新庁舎は本庁舎(手前)および第二分庁舎(奥)と跨道橋で接続されている.エネルギーセンター棟2階の足元はピロティとし,市民に開放された場所としている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年4月号092頁──東京タワー平成の大改修──日建設計

2018年4月号092頁──東京タワー平成の大改修──日建設計

東京都港区芝公園──1958年の竣工から今年で60年を迎える東京タワーの改修.地上波デジタル放送用施設の受入を契機に,2001~14年の間に2回にわたる耐震改修を行っている.今回の改修では,新たにメインデッキ(大展望台)外装サッシの取り替え(2019年完了予定),およびトップデッキ(特別展望台)行きのエレベータの更新を行ったほか,各展望台に前室を設けるなど,現行法規に適用し安全性を高めるための改修を行っている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号150頁──パッシブタウン第3期街区──キーアーキテクツ

2018年2月号150頁──パッシブタウン第3期街区──キーアーキテクツ

富山県黒部市──YKKグループが富山県黒部市の社宅跡地で取り組む,自然エネルギーを最大限に活用した持続可能な「まちと住まい」づくりである「パッシブタウン」の第3期計画.敷地の南側に位置する築約30年のファミリータイプ団地2棟を,断熱改修を行なうと共に,単身者向け住宅に改修している.1棟では,4階部分を減築し,屋上にテラスを設け,1階にはコミュニティセンターが増築された. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号124頁──上京のサービス付き高齢者住宅──河井敏明/河井事務所

2018年2月号124頁──上京のサービス付き高齢者住宅──河井敏明/河井事務所

京都府京都市上京区──京都西陣の街を南北に走る千本通沿いのサービス付き高齢者住宅.元来オフィスビル兼住居だった建物をリノベーションし,バリアフリー化するなどにより現在の用途とした.元のオフィス階(2~3階)と住居階(4~5階)は異なる窓の形状を持つが,外装の木ルーバーと外部ブラインドにより統一感を持たせる.フロア全体の連続感をつくり出すため,欄間にガラスをはめるなどの工夫をしている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号098頁──シェアプレイス調布多摩川+グローバルハウス調布──リビタ+tono(企画・統括設計) 南條設計室(設計)

2018年2月号098頁──シェアプレイス調布多摩川+グローバルハウス調布──リビタ+tono(企画・統括設計) 南條設計室(設計)

東京都調布市──企業の社宅を改修したシェアハウスと国際学生宿舎.敷地内に建つ3つの建物は,外観のカラーコードを共通させ,敷地全体に統一感を持たせた.もとは観賞用の池だった中庭は,交流の中心となる煉瓦敷きのテラスへと刷新された.テラスの床レベルに変化をつけたことで,ビッグテーブルがスタンド式の調理台としても機能する. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2018年2月号093頁──東京工業大学大岡山ハウス──安田幸一研究室(デザインアーキテクト) 東京工業大学施設運営部(総括・設計監理)

2018年2月号093頁──東京工業大学大岡山ハウス──安田幸一研究室(デザインアーキテクト) 東京工業大学施設運営部(総括・設計監理)

東京都目黒区──東京工業大学大岡山キャンパスの北側エッジに建つ既存の職員宿舎に耐震補強躯体,断熱補強などを施すことで,国際学生寮にリノベーションした.4名の学生がコンパクトな個室を保有しながら,既存床を取り払い2層分吹き抜けとしたLDKおよび水回りをシェアする. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年11月号121頁──富岡の蔵──はりゅうウッドスタジオ

2017年11月号121頁──富岡の蔵──はりゅうウッドスタジオ

福島県双葉郡富岡町──かつては西側に富岡の森の材料を製材し建築材料として扱った施主の自宅があった.津波により蔵だけが残された.山で切り出した材のうち主に芯材部分を社屋の構造材に利用し,多くの製材した辺材幅厚板材の一部を蔵の再生に生かした. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年10月号120頁──unico──西田司+森詩央里+伊藤彩良+大沢雄城/オンデザイン

2017年10月号120頁──unico──西田司+森詩央里+伊藤彩良+大沢雄城/オンデザイン

神奈川県川崎市川崎区──川崎市に建つ築53年の本社兼工場を,シェアオフィスを中心とした複合施設(unicoA)へとリノベーションするプロジェクト.1階には飲食店とFab工房VUILDが入居する.既存躯体はできるだけ生かし,新たに加えるものは1階のFab工房で加工可能なものとした.両隣も同オーナー企業の所有で,西側の倉庫はバスケットコート(unico court)に,東側の元社員寮はシェアハウス(unicoB)へと改修予定. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年10月号106頁──レッドウッド南港DC1 KLÜBBエリア──玉上貴人/タカトタマガミデザイン

2017年10月号106頁──レッドウッド南港DC1 KLÜBBエリア──玉上貴人/タカトタマガミデザイン

大阪府大阪市住之江区──大阪南港につくられた巨大物流空間の中の保育所や休憩スペース.1階のエントランス回りを含めた共用部全体と、4階の休憩スペースが人に優しい快適な労働環境(託児所,売店,ラウンジの整備)としてKLÜBBエリアと名付けられ,設計されている.無機質な倉庫で働く人たちが快適な環境を得られるよう,デッドスペースとなっていたランプや周辺も含めて外部環境を改善し,さまざまな居場所がつくられた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年10月号096頁──UNIQLO CITY TOKYO──アライド・ワークス・アーキテクチャー 乃村工藝社

2017年10月号096頁──UNIQLO CITY TOKYO──アライド・ワークス・アーキテクチャー 乃村工藝社

東京都江東区──ユニクロなどのファッションブランド展開するファーストリテイリングの新本社屋とクリエイティブスタジオ.東京湾に面する有明地区に建つ6階建ての物流倉庫の最上階を利用し,74×253mという大きな平面を活かして全体を街区に見立てた構成としている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年9月号74頁──Vijversburg Visitor Center──石上純也建築設計事務所(設計) Studio MAKS/Marieke Kums(設計協力)

2017年9月号74頁──Vijversburg Visitor Center──石上純也建築設計事務所(設計) Studio MAKS/Marieke Kums(設計協力)

オランダ,ズワールテウェフセント──19世紀に設立された公園のビジターセンター.ガラス造による空間がサマーハウスや池,庭園や木々などの既存のランドスケープに溶け込みながら,それらをトレースするように配置される. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年8月号136頁──ピン! ひらはらばし──モクチン企画

2017年8月号136頁──ピン! ひらはらばし──モクチン企画

神奈川県横浜市青葉区──築44年の木造賃貸アパートの改修.8戸の住戸のうち,5戸が空き室となって老朽化が進んでいた.独自の改修手法である「モクチンレシピ」を適用し,居住者やオーナーにとって新たな価値のある木造賃貸アパートとして改修している.改修操作は部分的で些細なものだが,それによって今まで気が付けなかった魅力が顕在化する.各スペースが少しずつ周辺環境との関係を取り戻し,木賃アパートが地域の繋がりを再編する存在となることが目指されている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年8月号174頁──ヒルトップマンションリノベーション──横浜国立大学大学院Y-GSA+針谷將史建築設計事務所(キッチンルーム)吉田裕一建築設計事務所(居室)

2017年8月号174頁──ヒルトップマンションリノベーション──横浜国立大学大学院Y-GSA+針谷將史建築設計事務所(キッチンルーム)吉田裕一建築設計事務所(居室)

神奈川県横浜市保土ヶ谷区──築46年を経て空室が目立つようになっていた集合住宅を,そのオーナーで本プロジェクトを推進する民間企業と大学が連携し,地域の特性や現代の暮らし方をリサーチするとともに具体的な空間を実現させた. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年8月号182頁──東松山の住宅──藤田雄介/Camp Design

2017年8月号182頁──東松山の住宅──藤田雄介/Camp Design

埼玉県東松山市──2戸の鉄筋コンクリート造の集合住宅の1室改修.東側は中央に配置した主室の周りをさまざまな木製建具が囲み,ルームテラスやランドリーテラスなどの中間層を外壁沿いに設けている. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年8月号188頁──太子堂の住宅──藤田雄介/Camp Design

2017年8月号188頁──太子堂の住宅──藤田雄介/Camp Design

東京都世田谷区──1階は貸店舗が,2階は親世帯が入居する鉄骨造3階建ての3階部分の改修.既存の回遊性のある間取りを活かしながら,中央にレベル差のあるリビングやダイニングを設け,その周りを土間仕上げとしている.土間との境界部分をスチールの鴨居が取り囲み,空間を緩やかに分節する. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2017年5月号156頁──SHIBAMATA FU-TEN──馬場正尊+平岩祐季/Open A 塚越智之+宮下淳平/塚越宮下設計

2017年5月号156頁──SHIBAMATA FU-TEN──馬場正尊+平岩祐季/Open A 塚越智之+宮下淳平/塚越宮下設計

東京都葛飾区──12年間使われていなかった葛飾区の職員寮を改修した宿泊施設.地方自治体が運営業者や建築家と手を組み,使われていない公共空間の活用手法を総務省に共同提出し,企画や設計費用のサポートを受けることができる「公共施設オープンリノベーションマッチングコンペティション」という枠組みの中で採択された. 掲載号はアプリで購入できます! 書籍購入はこちら
2008年7月号110頁──名古屋大学 豊田講堂 改修──プロジェクト・マネジメント トヨタ自動車 プラント・エンジニアリング部 建築計画室/設計 槇総合計画事務所

2008年7月号110頁──名古屋大学 豊田講堂 改修──プロジェクト・マネジメント トヨタ自動車 プラント・エンジニアリング部 建築計画室/設計 槇総合計画事務所

愛知県名古屋市千種区──1960年5月に竣工した「豊田講堂」(本誌6008)を、約半世紀を経て、改修・復元を行うプロジェクト。外装の復元や講堂東側に建つ「シンポジオン」(1992年竣工、設計:竹中工務店)との間をアトリウムとして室内化したほか、ホールの性能改善などが行われた。
2009年2月号172頁──浜田山の集合住宅改修──菊地宏建築設計事務所

2009年2月号172頁──浜田山の集合住宅改修──菊地宏建築設計事務所

東京都杉並区──築30年ほどの集合住宅の改修.外部空間だったエントランスはガラスの壁によって内部化.道路に直結していたアプローチは脇から回り込むように付け替えている.共用廊下は夕空に溶け込むように紺色に塗り替えている.住戸内は二間続きから大きなワンルームに改修.収納扉の色は近くを通る井の頭線のボディカラーとしている.
2009年2月号062頁──フランス大使公邸 改修──改修設計 みかんぐみ・竹中工務店

2009年2月号062頁──フランス大使公邸 改修──改修設計 みかんぐみ・竹中工務店

東京都港区──1957年に建てられた在日本フランス大使公邸の改修.迎賓のための1階サロンの壁と天井は,モアビ材と既存の鉄筋コンクリート・ラーメン構造のフレームで構成.テーブルやソファなどもオリジナルにデザインされた.2階のゲストルームは和をイメージし,石や珪藻土といった自然素材を多用.
2009年7月号128頁──武蔵野美術大学 4号館 保存改修──芦原建築設計研究所(原設計・改修)

2009年7月号128頁──武蔵野美術大学 4号館 保存改修──芦原建築設計研究所(原設計・改修)

東京都小平市──武蔵野美術大学鷹の台キャンパス計画の起点としてつくられたアトリエ棟.全体が9,600mm角のグリッド状の壁によって構成されている.1964年に竣工し,以降,絵画のアトリエとして使われている.原設計は芦原義信氏(本誌6411).アトリエ不足のため建て替え計画が持ち上がったが,キャンパス全体の再整備計画において新設校舎でアトリエを補うこととなり保存改修が決定された.
2009年9月号094頁──永井画廊──西沢立衛建築設計事務所

2009年9月号094頁──永井画廊──西沢立衛建築設計事務所

東京都中央区──銀座の画廊の1階に,中央へいくにつれて大きく膨らむアクリル窓が嵌まっている.膨らんでいる部分は厚み12mm.薄い板を重ねては丸く削り,磨いてつくられている.窓全体がレンズ効果をもたらし,画廊の内部が拡大されて見える.
2009年11月号066頁──書院/Penthouse──岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects

2009年11月号066頁──書院/Penthouse──岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects

西日本──鉄筋コンクリート造和風寺院建築の最上階,本堂の斜め上に位置する屋根裏が改装された.躯体は既存のままで手を加えておらず,天井には屋根の形が現れている.また,平屋根部分は庭園化した.鉄板を吊ってつくられた床,ベネチアンスタッコ漆喰調塗装のパネル,クリ名栗など,面材を中心に構成している.
2010年3月号079頁──カヤバ珈琲──永山祐子建築設計

2010年3月号079頁──カヤバ珈琲──永山祐子建築設計

東京都台東区──木造2階建ての町屋の改修.長い間,喫茶店として谷中の地域で親しまれたが,2006年に閉店.たいとう歴史都市研究会とSCAI THE BATHHOUSEの協力の下再び喫茶店として再生した.天井に張られた黒ガラスに店内が写し出される.
2010年3月号086頁──するところ──近藤哲雄建築設計事務所

2010年3月号086頁──するところ──近藤哲雄建築設計事務所

東京都墨田区──築40年の工場のリノベーション.鉄骨造の1階を印刷所,木造の2階を地域の子どもたちのためのワークショップなどを行うスタジオとして改修している.内部は小屋組みを露出したり,既存の壁を撤去して気積の大きな空間とし,南側と東側に1,2階にまたがった大きな開口部を設けている.
2010年3月号064頁──BRASS CLINIC──高橋堅建築設計事務所

2010年3月号064頁──BRASS CLINIC──高橋堅建築設計事務所

千葉県浦安市──テナントビルの1画をクリニックにリノベーション.1mm,3mm,5mm厚の真鍮(BRASS)板に覆われた空間.壁から扉の取手,框など手が触れる部分はすべて真鍮製.床はモルタル,天井と一部の壁は漆喰仕上げ.天井高は2,400mmで統一された.
2010年4月号094頁──バルセロナスイーツアベニューアパートメント ファサードリノベーション──伊東豊雄建築設計事務所

2010年4月号094頁──バルセロナスイーツアベニューアパートメント ファサードリノベーション──伊東豊雄建築設計事務所

スペイン・バルセロナ市,パセオ・デ・グラシア──バルセロナの中心的な大通りである,パセオ・デ・グラシア通りに面したオフィスビルをコンドミニアムへ改修する計画.ファサード全体を波のような鋼板で覆う.厚さ8mmの鋼板を完全溶け込み溶接で接合.波同士のずれが,開口部や目隠し壁となり,場所性を生み出す.
2010年6月号156頁──鶴岡まちなかキネマ──高谷時彦事務所

2010年6月号156頁──鶴岡まちなかキネマ──高谷時彦事務所

山形県鶴岡市──木造絹織物工場を,既存トラスの小屋組みを生かし,映画館に再生.布基礎から上部の軸組みと小屋組みを残したままで地下を掘り込み,鉄筋コンクリートの床と壁を設置し観客席としている.キネマの壁は吸音用のグラスウールマットを絹織物の経糸や織機をイメージした木製ルーバーで覆っている.
2010年10月号104頁──RunPit by au SmartSports──トラフ建築設計事務所

2010年10月号104頁──RunPit by au SmartSports──トラフ建築設計事務所

東京都千代田区──パレスサイドビル(設計:日建設計,本誌6612)内の一角に設けられた,皇居ランナーのための施設.ロッカースペース,シャワー設備,ラウンジなどを併設する.ランニングコースをイメージしたふたつのカーブの間を通ってアプローチする.
2010年11月号164頁──川崎市立御幸小学校──湯澤建築設計研究所

2010年11月号164頁──川崎市立御幸小学校──湯澤建築設計研究所

神奈川県川崎市幸区──小学校の統合にともない行われた耐震補強と増築.増築面積が既存部分の1/2を超えるため,通常の耐震改修促進法ではなく,現行建築基準法が適用される.鉄筋コンクリート造の既存建物の南北を鉄骨造で挟んで補強.南側の増築部はバルコニー,北側はオープンスペースとしている.
2010年11月号156頁──横浜国立大学キャンパス再編 Y-GSA Power Plant Studio──横浜国立大学施設部 Y-GSAスタジオコミッティ 末光弘和+仲俊治/Y-GSA設計助手

2010年11月号156頁──横浜国立大学キャンパス再編 Y-GSA Power Plant Studio──横浜国立大学施設部 Y-GSAスタジオコミッティ 末光弘和+仲俊治/Y-GSA設計助手

神奈川県横浜市保土ケ谷区──キャンパスの再編が進められる横浜国立大学内で,不要施設となった旧ボイラー棟を改修したY-GSA Power Plant Studio.創作空間としての350m2のスタジオと,発信・交流空間である150m2のホールで構成され,ガラス戸と回転式のパネルにより,ゆるやかに仕切られている.既存の搬出入用大開口と新設されたトップライトにより採光を確保.
2011年2月号137頁──目黒のテラスハウス──宮部浩幸/SPEAC

2011年2月号137頁──目黒のテラスハウス──宮部浩幸/SPEAC

東京都目黒区──空家となった築60年の木造戸建て住宅を,庭を含めて南北に2分割し,2戸の賃貸のテラスハウスにコンバージョン.庭を分割するコンクリートブロックの壁は,高さ1,800mmで視線は通らないが,声や気配は感じられる.
2011年2月号083頁──向ヶ丘第一団地ストック再生実証試験──都市再生機構+戸田建設グループ(戸田建設 若築建設 京都工芸繊維大学鈴木研究室 星田逸郎空間都市研究所 米谷良章設計工房 和田建築技術研究所)

2011年2月号083頁──向ヶ丘第一団地ストック再生実証試験──都市再生機構+戸田建設グループ(戸田建設 若築建設 京都工芸繊維大学鈴木研究室 星田逸郎空間都市研究所 米谷良章設計工房 和田建築技術研究所)

大阪府堺市西区──解体予定の住棟を利用して改修技術を実証試験するルネッサンス計画1のひとつ.対象住棟は日本住宅公団設立直後の1960年に管理開始された大阪府堺市の向ヶ丘第一団地の内の3棟(26号棟,27号棟,28号棟).構造躯体の改修と共に,間取りを再編する団地環境・コミュニティ環境の再生提案がなされている.
2011年2月号038頁──東京カテドラル聖マリア大聖堂改修──丹下都市建築設計(原設計) 大成建設(改修設計)

2011年2月号038頁──東京カテドラル聖マリア大聖堂改修──丹下都市建築設計(原設計) 大成建設(改修設計)

東京都文京区──1964年12月に竣工した東京カテドラル聖マリア大聖堂(本誌6506)の大規模改修.ステンレスモールディングのオリジナルを継承した材料および下地の更新,トップライトに後補されていた折板の撤去,既存トップライトの上に更に下地を組んで固定したトップライトの新設などが行われた.大聖堂のほか,鐘の塔のコンクリート保護・補修,各施設の内装改修や司祭の宿舎の新築など,敷地全体が整備された.
2011年2月号048頁──3331 Arts Chiyoda──佐藤慎也+メジロスタジオ

2011年2月号048頁──3331 Arts Chiyoda──佐藤慎也+メジロスタジオ

東京都千代田区──廃校となった千代田区立旧練成中学校の再生.2008年に事業計画および改修計画のプロポーザルが行われ,運営団体:中村政人/コマンドA,改修:佐藤慎也+メジロスタジオのチームが選ばれた.隣接する練成公園の再整備も同時に行われたため,区や地元住民との協議により,施設と連続した整備計画が実現.外観は学校時代の記憶を留め,大きな変更を施していない.
2011年3月号163頁──伊予市立翠小学校エコ改修──上野貴建築研究所

2011年3月号163頁──伊予市立翠小学校エコ改修──上野貴建築研究所

愛媛県伊予市──市の指定有形文化財に登録(2009年)された,築78年(1933年竣工)の県下最古の木造校舎の小学校.「学校エコ改修と環境教育事業」(2006年)のモデル校として採択され,耐震改修と両立してエコ改修を行った.ドーマーウィンドウの復元や,壁面の断熱化,開口部の更新など,既存の校舎の空間性を残しながら環境を改善している.
2011年3月号170頁──大森ロッヂ──大島芳彦/ブルースタジオ+天野美紀/アトリエイーゼロサン

2011年3月号170頁──大森ロッヂ──大島芳彦/ブルースタジオ+天野美紀/アトリエイーゼロサン

東京都大田区──909m2の敷地に建っている7棟の木造長屋とオーナーの母屋,計8棟のリノベーション.昭和30〜40年頃に順次建てられた築50年程の建物群.無理な立ち退き交渉をせずに,住民との合意の上でリノベーションを進めるため,各棟工事は第一期から第五期まで段階的に行われた.建築確認申請の必要のない範囲での改修に留めているが,基礎補強や耐震壁,筋交設置などの耐震補強,グラスウール充填による断熱補強,外壁更新時には下見板を防火サイディングにするなど,入居者の安全性確保に努めている.
2011年4月号147頁──Aesop Aoyama──長坂常/スキーマ建築計画

2011年4月号147頁──Aesop Aoyama──長坂常/スキーマ建築計画

東京都渋谷区──都内のスキンケアブランドショップ.解体された一般住宅の廃材を利用して店舗什器をつくっている.店内は躯体現しで,ほぼ既存のまま使用している(床はエポキシ樹脂塗装).オフィスとショップは,帆立てに古材を使用.棚板と背板にはシナランバーを使用したプロダクトウォールで区切られている.
2011年4月号136頁──吉岡ライブラリー──平田晃久建築設計事務所

2011年4月号136頁──吉岡ライブラリー──平田晃久建築設計事務所

東京都文京区──新建築社屋(設計:清家清+戸田建設,本誌7505)1階の改修.400mm幅の柱梁が1,200mmピッチで門型に配された既存の空間に対し,400mmモジュールのひだ状に伸びる家具システムにより,約5,000冊の建築雑誌を収蔵するライブラリーへと改修された.Root / Trunk/ Branch / Leafと名づけられた4種のユニットの組み合わせにより,多様な使い方に対応する.
2011年4月号143頁──MR_DESIGN OFFICE──長坂常/スキーマ建築計画

2011年4月号143頁──MR_DESIGN OFFICE──長坂常/スキーマ建築計画

東京都渋谷区──都内のテナントビルの1室をリノベーションしたデザイン事務所.家具の配置で緩やかにゾーニングされた188m2のワンルームを5人で使用している.会議室テーブルの上の直径3,355mmのパラボラ型照明は,ワークスペースへ声が響かないよう,遮音も兼ねている.
2011年4月号120頁──清瀬けやきホール──青木茂建築工房

2011年4月号120頁──清瀬けやきホール──青木茂建築工房

東京都清瀬市──市内唯一のプロセニアムホールを持つ築34年の市民センターをリファイニング.老朽化した躯体の更新や,耐震改修,ホールの視聴覚設備の刷新を行った.単体規定は全て現行遡求,集団規定は既存不適格を証明した.また,既存に対する増築面積の範囲により構造形式が異なる現行法規に対して,さまざまな増築を試みている.増築された正面のR状の壁は,増築面積が50m2を超える(かつ既存延床面積の1/2以下である)ため,エキスパンジョイントで分離され独自の基礎を持つ.
2011年6月号080頁──和光小学校・幼稚園改築工事──中村勉総合計画事務所

2011年6月号080頁──和光小学校・幼稚園改築工事──中村勉総合計画事務所

東京都世田谷区──幼稚園・小学校の一部既存を残した建て替え.仮設校舎をつくらず,3期にわたって解体工事を行った.グラウンドを取り囲む開放廊下は幼稚園,小学校,小学校既存校舎とも繋がり機能の連携をもたらす.アクリルを挟んだ木縦格子の雨戸を全面に設置.空調には地中熱を利用し,床もしくは壁面のスリットから空気を送る.
2011年6月号088頁──狭山ひかり幼稚園──アタカケンタロウ建築計画事務所

2011年6月号088頁──狭山ひかり幼稚園──アタカケンタロウ建築計画事務所

埼玉県狭山市──埼玉県狭山市の住宅街に建つ3年保育の幼稚園の建て替え.園庭に南面する木造平屋.年少から年長までそれぞれ2部屋ずつ,計6室の保育室と遊戯室からなる.園全体を遊び場として使えるよう,保育室の間を貫く幅2,550mmの「大通り」と幅1,000mmの「こみち」を設けている.外壁は耐久性を考慮したレッドシダー.
2011年7月号170頁──日東薬品 Cento anni Hall──岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects

2011年7月号170頁──日東薬品 Cento anni Hall──岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects

京都府向日市──京都府向日市に立つ日東薬品のホールと会議室.もともと,工場であった建物を躯体のみを残し改修した.外周部は庇を回し,ルーバーを新設することで引きのない敷地の中で視覚的な距離をつくろうとした.また,ホールの南側に開く開口部は3種のスクリーンによって,ホールの使い方に対応できるようにしている.
2011年7月号126頁──大阪ステーションシティ──西日本旅客鉄道 ジェイアール西日本コンサルタンツ 安井建築設計事務所

2011年7月号126頁──大阪ステーションシティ──西日本旅客鉄道 ジェイアール西日本コンサルタンツ 安井建築設計事務所

大阪府大阪市中央区──混雑緩和のための歩行動線の整備やバリアフリー化を目指すJR大阪駅の改修に伴い,南北を一体に整備.北口にノースビルディングを新築,南口の既存高層ビルを一部増築して改修し,その間を180×100mの大屋根で覆った.大屋根の両端には免震機構が設置されている.
2011年7月号077頁──日本女子大学西生田キャンパス中庭改修──鈴木陽子建築設計事務所+ユニットタネ

2011年7月号077頁──日本女子大学西生田キャンパス中庭改修──鈴木陽子建築設計事務所+ユニットタネ

神奈川県川崎市──日本女子大学西生田キャンパスの中庭改修.既存の緑を生かしながら,中庭中央にメインの動線となるプロムナードを新設.校舎とプロムナードを繋ぐパス,緑地の中を通る飛び石状のサブパスと合わせて動線を整理した.通路屋根とウッドデッキテラス,エントランスのサインを新設.
2011年8月号098頁──Casa Dourada──宮部浩幸/SPEAC

2011年8月号098頁──Casa Dourada──宮部浩幸/SPEAC

東京都目黒区──東京都目黒区の築約30年のマンションのひとユニットの改修.壁を取り払い,ボックスを新設.ボックスには収納やユーティリティなどが納められ,ワンルームを緩やかに分節している.間取りの変更を見据えて,ボックスはフローリングの上に設置.既存の梁はモルタル薄塗り仕上げとした.

2011年8月号078頁──観月橋団地再生計画──事業計画 都市再生機構/企画・設計 馬場正尊/OpenA(Aエリア) DGコミュニケーションズ+星田逸郎空間都市研究所(Bエリア)

京都府京都市──築50年以上の団地を部分的に改修するプロジェクト.一部の撤去予定の棟から,居住者を既存棟に移住させ,540戸から400戸に縮小.また400戸の内,空き家となっている100戸の改修を行う.設計からマーケティングまでを民間業者と協働で行う.
2011年8月号082頁──YS BLD.──青木茂建築工房

2011年8月号082頁──YS BLD.──青木茂建築工房

東京都港区──東京都港区に立つ設計者の自邸でもある,集合住宅.検査済証がなかった築40年のビルを改修した.躯体の全数調査を行い既存図を復元,既不適格を証明した.竣工後,検査済証を取得し新たな不動産価値を獲得した.
2011年8月号068頁──多摩平の森住棟ルネッサンス事業 たまむすびテラス──リビタ(りえんと多摩平) ブルースタジオ(りえんと多摩平+AURA243多摩平の森) 瀬戸健似+近藤創順/プラスニューオフィス(ゆいま〜る多摩平の森)/ランドスケープ オンサイト計画設計事務所

2011年8月号068頁──多摩平の森住棟ルネッサンス事業 たまむすびテラス──リビタ(りえんと多摩平) ブルースタジオ(りえんと多摩平+AURA243多摩平の森) 瀬戸健似+近藤創順/プラスニューオフィス(ゆいま〜る多摩平の森)/ランドスケープ オンサイト計画設計事務所

東京都日野市──都市再生機構による団地再生事業「ルネッサンス計画2」の第1弾.1956年竣工の多摩平団地再生にあたり,2009年に民間から事業者を募集,東電不動産,たなべ物産,コミュニティネットの三事業者が選定され,シェアハウス,菜園・庭付き住宅,高齢者用住宅に改修.15〜20年を賃貸期間として事業者に建物賃貸し,各事業者が活用を行う.
2012年1月号165頁──大林組技術研究所材料化学実験棟(旧本館コンバージョン)──大林組一級建築士事務所

2012年1月号165頁──大林組技術研究所材料化学実験棟(旧本館コンバージョン)──大林組一級建築士事務所

東京都清瀬市──東京都清瀬市,大林組技術研究所内に建つ.経済性,工期スピード,環境配慮を考慮し,躯体は既存のままに南北のファサードと内部を改修.「大林組技術研究所本館 テクノステーション」(本誌1011)完成前は本館として使用していた事務棟を実験施設へコンバージョンした.床開口を設けられないフラットスラブであることから,格子鉄線で構成したマルチ天井に配管ダクトなどの設備を全面配置.設備ダクトはリニアにモジュールプランニングすることで,ダクトを最小限の高さに納めている.

2012年1月号146頁──R-90 竹中技術研究所改修──設計施工 竹中工務店

千葉県印西市──千葉県印西市にある竹中技術研究所の自立型ゼロエネルギーの実現を目指した改修.太陽光発電パネルの設置や,研究棟の自然換気可能な開口への改修,屋外オフィスの設置などが行われた.また,執務者の心理・生理的な影響を考慮するサーカディアン照明・空調を導入した「Smart Life Office」の新設も行われた.
2012年1月号150頁──新宿センタービルリニューアル計画──大成建設一級建築士事務所

2012年1月号150頁──新宿センタービルリニューアル計画──大成建設一級建築士事務所

東京都新宿区──1979年に100年建築を目指して竣工した新宿センタービルのリニューアル計画.2008年に構造,設備,インテリアの部分改修が行われた.構造改修は,長周期地震動対策として,24フロア計288基のブレースと変位依存型オイルダンパーがT-RESPO構法で取り付けられたもの.今後,約30年周期で大規模改修を行う計画.
2012年1月号156頁──清水建設技術研究所 ecoBCP改修──設計施工 清水建設

2012年1月号156頁──清水建設技術研究所 ecoBCP改修──設計施工 清水建設

東京都江東区──清水建設技術研究所本館(本誌0401)における太陽光発電,蓄電池の設置による分散型電源制御のスマートグリッド改修工事.需要負荷制御技術のデマンドレスポンスと一体制御することで,2011年夏期において,室内温度環境28℃を維持しながら,最大買電電力を350kW(2010年実績比▲38%)に抑制することができた.
2012年1月号135頁──鹿島KIビル ZEB化改修プロジェクト──KAJIMA DESIGN

2012年1月号135頁──鹿島KIビル ZEB化改修プロジェクト──KAJIMA DESIGN

東京都港区──鹿島KIビル(本誌8905)6階オフィスの半分のエリアを設備改修.既存オフィスビル改修の分野でのZEB実現に向け,対照比較を行う.空調・照明の改修を行った上,人の密度を検知する人感センサーによる空調照明制御システムや,太陽光発電パネルとリチウムイオンバッテリーを組み合わせた電力使用管理システムの運用などを実施.電力使用量を平均的なオフィスビルの半分に抑える.
2012年2月号121頁──海老塚の段差──403architecture [dajiba]

2012年2月号121頁──海老塚の段差──403architecture [dajiba]

静岡県浜松市中区──築28年の賃貸集合住宅の一室の改修.半分の床を取り払うことで800mmの段差をつくり,一部の床を再度同じ高さで設け,床下収納とベランダへの動線を生んだ.改修にあたっては,設備をのぞき,ホームセンターで入手できる一般的な材料を中心に使用.
2012年2月号106頁──観月橋団地再生計画──事業計画 都市再生機構/企画・設計 馬場正尊/Open A(Aエリア) 星田逸郎/星田逸郎空間都市研究所+DGコミュニケーションズ(Bエリア)

2012年2月号106頁──観月橋団地再生計画──事業計画 都市再生機構/企画・設計 馬場正尊/Open A(Aエリア) 星田逸郎/星田逸郎空間都市研究所+DGコミュニケーションズ(Bエリア)

京都府京都市──設計からマーケティングまでをパッケージとした企画提案を民間から公募し,選定された2者による,1960年代に建設された公団住宅の改修計画.全14棟のうち4棟の撤去に伴い,既存住民の別棟への住み替えを行いながら,全400戸の内,空き住戸100戸を段階的に改修する.
2012年2月号114頁──THE SHARE──総合企画・監修 リビタ/設計 ジーク

2012年2月号114頁──THE SHARE──総合企画・監修 リビタ/設計 ジーク

東京都渋谷区──原宿駅近くに建つオフィスとシェア住居,商業店舗の複合施設.築48年の企業寮を改修した.ラウンジやキッチンなどがあるシェアスペースは建物全体の耐震補強をすることで躯体間仕切壁,外部キャットウォークの新設によってPSを撤去し見通しのきく空間をつくった.
2012年2月号048頁──明治神宮外拝殿 耐震補強工事──木内修建築設計事務所

2012年2月号048頁──明治神宮外拝殿 耐震補強工事──木内修建築設計事務所

東京都渋谷区──1958年に建設された外拝殿の耐震補強.補強にあたっては,鉄骨などを使わずに,既存の外観を保ちながらも,震度6強程度の大地震に耐える強度が求められた.限界耐力計算による耐震診断および耐震補強設計を行い,実験によって効果が検証された伝統技術によって補強が行われた.
2012年3月号132頁──POOL-SIDE──若松均建築設計事務所

2012年3月号132頁──POOL-SIDE──若松均建築設計事務所

東京都港区──都内に建つ築約20年のマンションのリノベーション.240m2のワンルームを少人数で使用するオフィスへ改修.外周部に休憩スペース(プールサイド)を,中心部にワークスペースとミーティングスペース(プール)を配置し,それぞれの場が連続する.壁,天井,柱の仕上げを剥し,床から720mmまでの腰壁,床をコンクリート平板貼り,天井を含む腰壁より上部を白色塗装としている.

2012年3月号140頁──千代田区立 日比谷図書文化館 リニューアル──保坂陽一郎建築研究所

東京都千代田区──1957年に竣工した日比谷図書館.東京都から千代田区への移管に伴い,図書館と博物館が融合した日比谷図書文化館として機能・設備改修がされた.三角平面の既存躯体を生かしながら,カフェ,レストラン,展示室などの機能を新たに追加.館内のどこへでも図書館の本を,持ち運び読むことができる.既存サッシ割り付けを変更し,開口部を大きくすることにより日比谷公園の緑を取り込む.2002年に耐震改修が行われている.

2012年3月号148頁──ガーデンスパ──KUU

中国上海市長楽路──上海のフランス租界にある1930年代に建てられた洋館の改修.庭および1階と2階の半分をスパへとコンバージョンしている.庭部分は,既存の建屋を取り除き,位置および面積を踏襲しながら新築している.煉瓦ブロック積み玉砂利セメント洗い出し仕上げ.
2012年3月号108頁──高野口小学校校舎改修・改築──和歌山大学本多・平田建築設計ゼミ,NPO法人環境創造サポートセンター

2012年3月号108頁──高野口小学校校舎改修・改築──和歌山大学本多・平田建築設計ゼミ,NPO法人環境創造サポートセンター

和歌山県橋本市高野口町──和歌山県にある築75年の木造平屋小学校の改修・改築.1996年に決定された建て替えの計画を見直し,12年の検討・議論を経て2008年に保存改修として着工,2010年に竣工した.父兄参加のワークショップを開き,残したい場所,改善したい場所,新しくつくり変えたい場所を抽出,その意見を反映させ,残せるものを最大限生かした設計.
2012年5月号105頁──木屋旅館──永山祐子建築設計

2012年5月号105頁──木屋旅館──永山祐子建築設計

愛媛県宇和島市──1911年創業,1995年に廃業したままになっていた旅館を改修.一部の床と天井を抜き,古い架講を現し,床をアクリル板と置き換える.水平の広がりを持つ建物に垂直の広がりを加えた.1団体の客が旅館全体を借りることによって,上下の居室に繋がりを生む.2階に設置したスクリーンはパーティションとなる他,行灯照明として室内外を照らし街並みに表情を加える.
2012年5月号121頁──東京都美術館改修工事──前川建築設計事務所

2012年5月号121頁──東京都美術館改修工事──前川建築設計事務所

東京都台東区──前川國男設計の東京都美術館(1975年竣工)の改修工事.設備の更新,バリアフリー化などほとんどの外壁と躯体を残しながら改修を行った.各棟に囲まれるエスプラナードや中央棟の2階など増床も行われた.また,上野公園の園路の再編成により,南側正門に向かう明確なアプローチを計画した.

2012年6月号144頁──TBWAHAKUHODO MEDIA ARTS LAB ジュリアナ跡地のオフィス──吉村靖孝建築設計事務所

東京都港区──東京都港区に建つオフィス.ディスコ「ジュリアナ東京」として使用されていたスペースをバーラウンジやVIPルームなどの構成を残しオフィスに変えた.窓がないため,色温度の違う2種類のシームレスライン蛍光灯を使い,調光することで自然光に近い環境をつくり出している.

2012年9月号166頁──立教大学本館(1号館/モリス館)──日本設計

東京都豊島区──東京都豊島区にある,立教大学本館の耐震改修.外壁,屋根などの外装には手を付けず,内部に鉄骨ブレースを組み込み改修した.既存の小屋裏,地下のスペースを使い設備更新をしている.内装や家具は,キャンパス内にあるデザインを踏襲したもので設えられている.
2012年11月号126頁──みずのき美術館──乾久美子建築設計事務所

2012年11月号126頁──みずのき美術館──乾久美子建築設計事務所

京都府亀岡市──京都府亀岡市に建つ美術館. 日本財団の支援を受けて,散髪屋として使用されていた築90年余りの町家を美術館に改修した.T字路に建ち,大きな開口部を介して正面の道路をそのまま引き受けるようにトンネル状の展示室が積層する.「アール・ブリュット」とよばれる,伝統的な美術教育を受けていないつくり手によるアート作品が展示される.
2012年11月号102頁──五島美術館 改修──デザイン監修 堀越英嗣 ARCHITECT 5

2012年11月号102頁──五島美術館 改修──デザイン監修 堀越英嗣 ARCHITECT 5

東京都世田谷区──吉田五十八設計による五島美術館(本誌6006)の改修および増築.オリジナルのデザインに忠実に寄り添うことを基本方針として進められた.既存設備はダクト,配線を含めすべて更新.オリジナルの意匠を壊さないようにダクト増強等は床下等に増設して対応している.

2012年11月号090頁──東京大学法学部3号館校舎(増築・改修)──東京大学施設部 香山壽夫建築研究所

東京都文京区──東京大学本郷キャンパス正門前に建つ法学部3号館の増築と改修.研究室,学部図書室からなる校舎.1927年に内田祥三によってつくられ,1976年に香山壽夫建築研究所が屋上増築を行った.今回は,既存低層部の外周を保存・復原し,建物中央の中庭に,新しい高層の建物を上から差し込むかたちで増築棟がつくられた.

2012年12月号174頁──東京国際フランス学園──山下設計+赤堀忍/イトレス&ACD

東京都北区──都内2カ所に分散していたフランス系インターナショナルスクールの統合・移転に伴う改修・増築.廃校となった都立高校の一部を耐震改修し,使用した.3歳〜18歳までの生徒が通う.中高等教育科が主に使用する改修棟と幼児・初等教育科が主に使う増築棟があり,2棟を繋ぐ場として図書館が設けられている.
2013年1月号174頁──東京芸術劇場改修──東京都財務局建築保全部施設整備第一課 松田平田設計

2013年1月号174頁──東京芸術劇場改修──東京都財務局建築保全部施設整備第一課 松田平田設計

東京都豊島区──東京都豊島区にある東京芸術劇場(設計:芦原義信建築設計研究所,本誌9101)の改修.アトリウム内の動線の整理,劇場の改修が行われた.エスカレータが壁沿いを巡ることで,大空間に一体感をつくった.4つのホールは仕上げ,客席,音響設備などを改修し.更新を行った. 掲載号はアプリで購入できます!
2013年2月号136頁──川崎市営河原町住宅耐震補強工事──大林組一級建築士事務所

2013年2月号136頁──川崎市営河原町住宅耐震補強工事──大林組一級建築士事務所

神奈川県川崎市──1972〜75年に建てられた高層住宅団地(設計:大谷研究室,本誌7211,7410)の耐震改修.今回はそのうち,市営住宅4棟の耐震改修が行われた.団地の平行配置を活かし,2棟の間にブレースを設けて連結する「スキップブレース耐震工法」を採用.コスト削減や工期短縮にも寄与する. 掲載号はアプリで購入できます!
2013年2月号110頁──1930の家──宮部浩幸+吉里裕也/SPEAC

2013年2月号110頁──1930の家──宮部浩幸+吉里裕也/SPEAC

東京都世田谷区──東京都世田谷区に建つ,築83年の木造平屋家屋を賃貸住宅としてリノベーションした.柱と梁,柱と土台の接合部をダンパーで補い,耐震性能を上げ,もともとの土壁の竹小舞などを残すなど,既存の部材を再編することで建築の価値を上げている. 掲載号はアプリで購入できます!
2013年2月号104頁──麻布十番の集合住宅──SALHAUS

2013年2月号104頁──麻布十番の集合住宅──SALHAUS

東京都港区──麻布十番に建つ築34年の既存不適格である集合住宅を耐震診断の上,躯体以外すべてを解体し改修した.エレベータを新設するとともに,ファサードを一新した.1階には店舗・事務所が配置された8戸の集合住宅.新設されたファサードは,隣接する建物の色合いに合わせて落ち着いた色を選択した.西側敷地の用途地域が異なるため,新築をつくると日影斜線制限により建物形状が複雑になり,既存の建物と同じようなボリユームを確保することができないため既存躯体を残し,改修した. 掲載号はアプリで購入できます!
2013年2月号090頁──「泉北ほっとけないネットワーク」住環境整備プロジェクト──大阪市立大学居住福祉環境設計チーム

2013年2月号090頁──「泉北ほっとけないネットワーク」住環境整備プロジェクト──大阪市立大学居住福祉環境設計チーム

大阪府堺市──大阪府堺市泉北ニュータウン槇塚台団地で,大学・地域NPO・行政・福祉機関によって地域ネットワークを構築するプロジェクト.空き家率の高い府営住宅を一時利用型のコミュニティケアハウスに,商店街の空き店舗を改修したコミュニティレストランに改修した.府営住宅は28号棟と29号棟の計8戸の空き家を同住宅に住む人のコミュニティハウスとして改修.友人や家族を招いたり,高齢者も一緒に寝泊まりなどすることができる. 掲載号はアプリで購入できます!
2013年2月号098頁──Hotel & Residence Roppongi──企画 シマダアセットパートナーズ/設計 伊藤博之建築設計事務所+OFDA

2013年2月号098頁──Hotel & Residence Roppongi──企画 シマダアセットパートナーズ/設計 伊藤博之建築設計事務所+OFDA

東京都港区──東京都港区の約30年前に建てられたホテルとレジデンスの改修.既存の躯体は変更せずに,仕上げる範囲の切り替えによって,複合用途の建築の再編を行った.1階がロビーやレストラン,2階〜6階がホテル,7階〜14階までレジデンス. 掲載号はアプリで購入できます!
2013年2月号076頁──MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト──ムジ・ネット+都市再生機構

2013年2月号076頁──MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト──ムジ・ネット+都市再生機構

大阪府大阪市,豊中市,堺市──ムジ・ネットと都市再生機構による団地の改修.リバーサイドしろきた,新千里西町,泉北茶山台二丁の3つの団地で,計5住戸をリノベーションした.「生かすところ」「変えるところ」「自由にできるところ」の3つの考え方により,住み手が工夫を凝らしながら住み続けるようにしている. 掲載号はアプリで購入できます!