2008年7月号156頁──Base Valley──三分一博志建築設計事務所

山口県──川沿いに建てられた個人住宅.地形や風の流れを読み解くことで,快適な住環境を獲得している.「風の道」上部に架けられたガラスのテントは太陽熱によって空気の流れを促進.寝室は地中熱に守られるよう土に面している.

2008年9月号124頁──WoodEgg お好み焼館──三分一博志建築設計事務所

広島県広島市──広島市西部の工場が建ち並ぶ地域に建つ,お好み焼きに関する展示や教室を行う施設.丸い平面の外周はすべてセランガンバツのルーバー.角度は構造部分の保護や日射量をコントロールするため方位によって変えている.地上29mの建物高さを利用して,重力換気もできる.
2009年10月号098頁──プロジェクトウエスト──三分一博志建築設計事務所

2009年10月号098頁──プロジェクトウエスト──三分一博志建築設計事務所

瀬戸内──瀬戸内海に面した丘に立地する.緩やかに傾斜した敷地に煉瓦壁の母屋,離れ,蔵を雛壇状に配置し,居間を含むガラスの空間でそれらを繋いでいる.ガラスの空間には,地形に合わせてレベル差が設けられており,空気や熱が,地形に沿って緩やかに移動することで室内環境が整えられている.
2010年9月号110頁──自然体感展望台 六甲枝垂れ──三分一博志建築設計事務所

2010年9月号110頁──自然体感展望台 六甲枝垂れ──三分一博志建築設計事務所

兵庫県神戸市灘区──兵庫県・六甲山上に建設された展望台.眼下に瀬戸内海や阪神間の街並が広がる.また展望だけでなく,季節や気象条件に伴う自然体感機能も備えている.たとえば,枝垂れをイメージしたスチールとヒノキの枝材には樹氷が氷着し,氷室を使った冷風を感じることもできる.
2011年1月号140頁──三輪窯Ⅱ(不走庵)──三分一博志建築設計事務所

2011年1月号140頁──三輪窯Ⅱ(不走庵)──三分一博志建築設計事務所

山口県萩市──旧萩藩御用窯・三輪窯に新設された簡易ゲストハウスとギャラリーのある作品庫/材料庫.2002年の「三輪窯」(本誌0301)に続く,三輪家敷地内のふたつ目のプロジェクト.長さ約70mの南北に細長い建物で,高低差900mmの傾斜地に建てられている.北から南に下る1/54の緩い勾配の屋根が掛けられ,地下の地中空気層と屋根裏のガラス空気層の空気が,登り窯のようにゆっくりと流れるようにつくられている.